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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

つまらん会議が一瞬でエンターテイメントに変わるファシリテーション

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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会議と聞くと、どんな印象を受けますか??

  • いつも威張っている上司が社長や重役の前ではビクビクと機嫌取り。
  • 自分の意見を出したら会議の場が一瞬で凍りついてみんなの視線が痛い。
  • いつも通り答えが決まっていることを何時間もやって何の意味があるんだ?
  • 結局社長の意見が全て
  • 別の部署同士で相手を落としめるための質問

マイナスな印象が多いくはないですか??そんな会議でいい意見、アイデアが生まれるでしょうか??こんな会議が続けば胃が痛み、体は丸く猫背になって肩は凝る。こんなことが待ち受けているかもしれませんね。

 

しかし、一度はみんな夢見たことがあると思います!?

自分の意見を余すこと無く発言し、みんなが認めてくれる会議!!

こんな会議はできるとしたら毎日でも会議をしてくなるでしょう。

 

そんなすごい会議の仕方を実際に触れてきました。先日徳島で行われた「人々が輝き地域や企業が活性する!場づくりが出来る。まちおこしコミュニケーションとは」に参加しました。

 

講師には本間直人さん、この人は8年連続で徳島県の県庁に呼ばれて研修を行ってきた凄腕のファシリテーターです。

 

県の職員ともなれば上記の会議ではありませんが、あまり変なことを言わない硬い会議が多いんではないでしょうか?(個人の偏見ですが)

 

そんな中でも、全員が生き生きと笑顔になって話せる環境が出来上がる研修を毎年されています。効果があり、全員を満足させるからこそ、毎年呼ばれる実力を持っている証明と感じています。

 

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

 

今回はワークショップの形でコミュニケーションを学びました。

 

セミナーなどに頻繁に参加される方であれば「あ〜ワークショップだったらある程度もりあがるでしょ(苦笑)」になるかもしれません。

 

実際に行ったワークは、大きなくくりで「ミックスフライ」「ヒーローインタビュー」でした。この手のセミナーが好きな人には普通に感じるかもしれません。

しかし、

 

本間先生のすごいところ

 

講師として話しながらも全員と会話しているように話します。事前に「今日はどんなことを聞きたいですか?」と全員に聞いて回り、今日のお話に組み込んでいく事前準備に余念がありません。

 

自身のない講師や高飛車な講師ではこんなことはできないでしょう。講演のテーマが「コミュニケーション」ということもありましたが、実際にその場で、参加者とコミュニケーションを取っています。

 

これが本当のコミュニケーション能力であるとハッと気づかされました。机上の空論でコミュニケーションについて語ったとしても誰もその人とはコミュニケーションが取れません。何故なら実際には相手と会話すらしていないからです。

 

本間先生は得意の満面の人懐っこい笑顔で参加者の懐に飛び込みあっという間に安心させてしまします。

 

ちなみにぼくは「子どもに食に対しての興味(モチベーション)を持ってもらうにはどうすればいいですか?」と聞きました。だからこそ、ミックスフライランチを選んでくれたのかと!

 

知識以上の人源力(にんげんりょく)

 

知識量、実績の上での話もさることながら、本間先生の魅力は特徴的な話し方にあります。さながら漫談の様に一人二役をこなし、コミュニケーションの行き違いを演じます。

 

例えば、

言葉の裏にある認識のズレについて

 

妻「あんた何時だと思ってんのよ!!」

夫「今は1時23分・・・」

妻「そんなこと聞いてんじゃないでしょ!!」

 

夫がこんなことを言うと怒られるのは皆さんも分かるでしょう(笑)これはわかりやすい例です。しかし、「ミックスフライランチ」と言うと、あなたはどんなモノを思い浮かべるでしょうか??

ミックス

 

エビフライ?

とんかつ?

コロッケ?

 

それぞれ何個??

 

人によって認識は違います。でも間違えではありませんね。この認識の違いが時には発言の妨げになったりもします。

 

本間先生のワークでは、まずその認識を全員で共有することでそれぞれの発言に対して安全な環境を作ります。そして、その時に大切なポイントを解説しながらです。

 

発言が許された環境ができると「ヒーローインタビュー」という傾聴するためのワークを行い、聞くことの実践を行います。聞かれる方はプロ野球のお立ち台さながら、意気揚々としゃべることができます。

インタビュー

 

聞くときのポイントは??

どんな成功体験がありましたか?

それはどんな時にありましたか?

これだけ、あとは勝手に相手が喋ります(笑)

 

相手のことを自然に聞き出せ、相手のことを理解出来る。これがコミュニケーションと言わず何というのでしょう??

 

参加者が笑顔でワークを行い、あっという間の2時間でした。

 

まとめ

 

つまらん会議を楽しくするためには。

  1. 意見には正解も不正解もないことを全体で共有する。
  2. コミュニケーションをとるなら相手の話を聞く。
  3. 認識がズレていると感じた時はしっかり確認する。

もちろんこれらを組み立てるには順番も大事です。空気が硬いままでいきなり「あなたの成功体験を教えてください!」では相手も喋りづらいです。

 

「最初に発言の許された空気を作る」これがかなり大事です。そのために本間先生の開始前から始まっている空気のやわらげ方は是非とも参考にするべき取り組みでした。

 

本間先生を見本に栄養士としてそれぞれの発言が許され問題解決、新しいアイディアを生み出す場作りを進めていきます。それを「食育・栄養」の専門分野で行う「ニュートリションファシリテーター」を目指します!!

 

ニュートリションファシリテーターが確立できれば

  • 生活習慣病の恐れがある人
  • スポーツで成績を上げたい人
  • 子どもの食育
  • ダイエットしたい人
  • 食事に気をつけたい人

それぞれの意見を合わせてみんなが健康になる未来が来ると信じています。

 

記事を最後までお読みいただきましてありがとうございます。会議をよくしたい前向きな人たちに向けた内容としています。何かのヒントになれば幸いです。

 

本間先生、ならびにセミナーを企画していただいたイノベーションセンター四圀株式会社さま本当にありがとうございました。この場をお借りして感謝します。

 

”ともにQOLの向上”

 

本間先生の動画「ファシリテーションは焚き火」

 

本間直人さんのプロフィール

本間先生の著書

チーム力をつくる3ステップ

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