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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

35.8倍!?最低限これだけは知っておくメタボの恐怖

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メタボ
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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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メタボ

メタボ、メタボとはいうけれど、みなさんメタボのことをどれほど知っていますでしょうか?
単に太っていることをメタボと言っているように感じます。

もくじを開く

そもそもメタボって何?

メタボリックシンドローム

内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。

引用:厚生労働省

じゃあ何がいけないの?
日本人の三大死因は「ガン」「心臓病」「脳卒中」です。
この中でも心臓病脳卒中は血管の病気です。

メタボになるとどんどん血管がダメージを受けて
ある日突然心筋梗塞で倒れる・・・
なんてことが起きてしまいます。

そして、遺伝や生活習慣などの危険因子が重なると、心臓病の場合

最悪で35.8倍の健康を害するリスクを背負ってしまいます。

参考:厚生労働省

命に関わることなんでメタボ(笑)と笑っている場合ではありません!!

診断基準は以下の通りです。

必須項目
腹囲(へそ周り)
男性:85cm以上
女性:90cm以上
(男女ともに、腹部CT検査の内臓脂肪面積が100cm2以上に相当)

選択項目
①空腹時血糖値         110mg/dL以上

②中性脂肪           150mg/dL以上
HDLコレステロール      40mg/dL未満
いずれかまたは両方

③収縮期(最大)血圧      130mmHg以上
拡張期(最小)血圧      85mmHg以上
いずれかまたは両方

必須項目+選択項目が2つ以上当てはまると
メタボリックシンドロームと診断されます。

なぜメタボの人が増えているのかを探っていきます。

①基礎代謝の低下
②女性のホルモンバランスの変化
③そもそもの健康意識の低さ

みなさん、ご存知のところもあるかもしれませんが、是非とも知っておいていただきたい内容です。
特に女性は②をよく読んでください。

①基礎代謝の低下

一日の基礎代謝量(何もしなくても消費されるエネルギー)は中学生をピークに下がってきます。
特に余ったエネルギーがお腹の脂肪として現れるのが40才代以降です。
40歳以降は筋肉量の減少による基礎代謝の低下に加え、活動量の低下によりますます太りやすい体質になる年代です。
その状態で今までのように食事をしていると必然的に脂肪が溜まり、メタボリックシンドロームのつながるというわけです。

基礎代謝は年々低下する

この知識はをみなさんにも知ってほしいことですね。
基礎代謝が下がるということは、どこかで食事を見直す必要があるかもしれません。

②女性のホルモンバランスの変化

これは更年期以降の女性がメタボリックシンドロームになりやすいということです。
女性の閉経以降は女性ホルモンの低下により中性脂肪型肥満から内臓脂肪型肥満になりやすい。
俗に言う洋ナシ型肥満からりんご型肥満ですね。

ストレスも感じやすく精神的に不安定にもなりがちで食欲の変化なども起きやすいです。
また、若い頃の無理なダイエットを繰り返したことによる体の不調が出やすくなる時期でもあると考えられます。

基礎代謝と同様に体に変化が起きる

これも知っておいてください。

③そもそもの健康意識の低さ

サイレントキラー(沈黙の殺人者)
糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病は体の不調として感じにくいです。
血液検査の結果で異常値を示しても自覚症状はなく自らを健康だと考える人は多いです。
だから突然、心臓病などで倒れてしまうのです。

みなさんは沈黙の殺人者を体の中に持っています。

世間では医療費の削減のため、予防が大事、健康が大事と叫ばれていますが一般の人の意識レベルとのギャップは感じられます。
あくまで自身の健康は自己責任ではすが、保険制度の違いにより日本は諸外国より健康意識は低く感じています。

ぼくの独断と偏見ですが、地方では都市部と比べ特に健康意識が低く感じます。
理由としては人口の減少により人に見られる機会が減っていることです。
人に見られることにより太りすぎていることに意識が向けられるのではないかと考えています。
おしゃれの意識にも似ているようにも感じます。

他にも運動する施設が圧倒的に少ない、要するに環境が整っていないということです。

 

体の変化が起きることに対しての知識がなかった人はこの内容を頭に置いてください。
また知識はあった人は危機感を感じてください。35.8倍です。

危機感を持つことをお勧めしますが焦りは禁物です。
倒れる前に今からできることを余裕を持って探していきましょう!!

”ともにQOLの向上”

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