在宅訪問栄養指導とは、簡単に言うと”出張する管理栄養士”
こんにちは、食べるシセイを良くする栄養士の南部です。
初めての方は ≫こちらをご覧ください
管理栄養士の仕事の仕方にも色々あるんです。そんな仕事の仕方の1つとして「在宅訪問栄養指導」とは、なんなのかを解説していきます。
訪問栄養指導とは
在宅にて通院または通所が困難な方に対して、管理栄養士が、月に2回まで自宅に定期的に訪問し、療養に必要な栄養指導を行うものです。
月に1~2回、時間は30~6分ほどです。
病院に来るのが当たり前だったのが変わりました。病院側、もしくは個人の管理栄養士が直接患者さんの家に行くんです。特に地方で交通の便が悪いところでは重宝されます。
栄養士の業界でも注目されている分野の仕事となります。高齢化が進み、家から遠くまで出てこられない高齢者が増えることは明らかです。だからこそ、これから必要となる分野です。
栄養士としても今までの雇われると言う形だけでなく、こう言った分野で独立起業もできるようになるかもしれません。
実際に何をするの?
訪問先に管理栄養士が出向いて、症状に合わせた食事のアドバイスを行い食事指導せん(食事療法のカルテ)をお渡したりします。
他にも、実際に献立を立てたり、調理の実技指導を行ったりします。
患者さんが家で実践できるようになるため、あれこれと手を焼いてくれる栄養士さんが来てくれるんです。
対象者は?
上記の通り、通院が困難な方が対象となります。病気なっている人が回復のために利用したりします。
必ずしも、病気である必要はなく、予防のためにも利用はできます。
フェニルケトン尿症やガラクトース血症状、無菌食など
特別な食事にも対応しています。
申請書が必要になりますが、その場合は、かかりつけの医師やお住いの都道府県の栄養士会にお問い合わせください。
参考文献:http://www.gyoumeikan.or.jp/section/pdf/zaitaku.pdf