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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

押し付ける栄養士、専門知識を武器に素人を困らせる

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、食べ方とシセイの栄養士南部真也です。初めての方はこちらをご覧ください

 

「多くの人を笑わせる」を使命として食べ方や姿勢のお話をして活動している、ちょっと変わった栄養士です。

 

今回は、今まで食環境に無頓着だった人が食事や栄養に対して自ら考え、自発的に動いていくにはどうすればいいのかを考えていきます。

 

食事に対して、無頓着なために太ったり、病気になったりする人が多いと感じます。そもそも食生活が乱れたからと言って1日2日で「病気になる」とか「何kgも太った!」なんてことにはなりにくいと感じています。

 

それこそ病気の場合、1日2日で発症するとした、、、それは毒か腐っているものを食べたからでしょう。(アレルギーは別です)

 

それを食べてしまうのは舌が鈍ってしまったからかもしれません。本来の味覚は自分にとって毒になるものを見分ける働きもします。口に入れた瞬間「おかしい」と思えば吐き出しますね。

 

こと、江戸時代なら毒殺される可能性もあったんで武士は味覚を鍛えていたと言われています。

 

さて、話を戻して!

 

食に対して無頓着な人というのはどんな人でしょう?

 

  • 忙しいからコンビニや外食ばかりで済ませてしまう人(特に独身の若者に多い)
  • 「自分は太っているからもういいや」と半ば諦めている人
  • 加工食品に慣れすぎてしまって、それ以外の味付けが受け付けない人
  • ゲームやスマホに夢中で食事なんてどうでもいい人
  • ダイエットに夢中で食べることを拒む人

 

いろんな背景があって、食事にまで気が回らないというのがあるかもしれませんね。でも栄養士としてはできるだけ多くの人に食に関心を持って自分に適したものを食べて欲しい!

 

はい、ここで押し付けが始まってしまいます!

 

「対象者は食に興味がない。」

 

にも関わらず、「食べて欲しい」

 

ズレまくってますね。これを言うのは栄養士だけでなく親御さん、学校の先生なども多いんではないでしょうか??

 

昔の教育では「食べないと休み時間はない」なんて遊びに行けず、ずっと無理やり食べさせられた経験がぼくにもあります。

 

今では、無理やり食べさせるとこわ〜い人たちが怒鳴り込んでくる世の中になりました。無理やり食べさせないことがいいのか悪いのかは別として、「どうすれば食べてくれるんだろう?」を指導者や保護者は考えているんでしょうか??

 

これは子どもの好き嫌いの話にですが、大人の場合も一緒です。その人は「食に興味ないから食べたくない。いちいち考えたくない。」この人たちに相手のことを想ってという凶悪な戈を振りかざし、無理やり食べさせるのはどうでしょう?

 

押し付けはいらんのですよ!

 

保険のセールスマンが来ただけで嫌な気持ちになる人もいるかもしれません。何故でしょう?

 

売り込まれるからですね。場合によっては人格否定をしてくるかもしれません。「この保険に入らないなんてあなたは家族のことを一切考えない人間なんですね!!」なんてね。

 

これと同じような食へのアプローチはしていませんか??

 

「これを食べないなんて信じられない!!あなたは病気になる。」「バランスよく食べていたら體にいいの!!」

 

相手の背景を考えない食事の押し付けは自己満足でしかないですね。

 

どうすればこの人は食事に興味を持ってくれるんだろうか??

 

押し付けをしてしまっていると感じた方は一度自分に問いかけてみてはいかがでしょうか?いつもと違った答えが出てくるかもしれません。

 

考えを押し付けていればいい時代は確実に終わりました。今は自発的に考えて行動してもらわない限りはどうしようもありません。これは食事に限らず、いろんなことに言えます。

 

「私は私」「あなたはあなた」

 

「私はあなた」「あなたは私」

 

自分だけの価値観ではなく、相手のことをほんのちょっと理解すると食に対して伝える言葉変わってきます。世の中は面白い。

 

押し付けるセールスマンは嫌われる、押し付ける栄養士も嫌われる。

 

共感して解決策を出すセールスマンは好かれる、共感して解決策を出す栄養士も好かれる。

 

お仕事がうまく行かない人の共通点はこんなところにあるのかもしれませんね。違いは商品が目に見えるものか見えないかの違いです。

 

ビジネスのことを学ぶと自然と栄養カウンセリングにも生かす道が見えてきました。専門家は専門のことしか学びません。しかし、自分の専門外のことを学ぶ時代に来たと感じています。

 

とりとめもない記事になってしまいました。でも、今思うことは「いかにして自発的に動いてもらえるか?」これに尽きます。

 

だからこそ、「気持ちいい」「楽しい」につながる笑顔を増やして、食改善につなげよう。予防の観点なら楽しいと思わない限り人は動いてはくれません。

 

食事に興味がない人でも楽しめる食事や栄養のお話のバリエーションを増やしていきます。

 

まとめ

 

押し付ける栄養学は嫌われる最短ルート、これはどんな商売でも一緒。自発的に動いて欲しければ相手のことをほんのちょっとだけ理解してあげて。

 

「どうすればこの人は食に興味を持って食べてくれるんだろう?」

 

この一言を自分に問いかけるだけで行動が変わります。

 

自発的に相手に行動を起こしてもらいたい栄養士の方に向けた話をお伝えしました。

 

途中でビジネスの話も入りましたが、人間である以上、世の中の真理は似通ってきます。参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。

thank you

 ”ともにQOLの向上”

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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