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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

進路に悩む高校生にはどう言えば一番理解してくれるのか?

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、食べ方とシセイの栄養士の南部です。初めての方はこちらをご覧ください

以前徳島の城ノ内高校でお話しした記事が思った以上に反響を呼んでフェイスブック上でもコメントをいくつかもらったりしました。

 

進路指導の一環で行われたイベントです。大人しい高校生たちの心を掴むにはどんな話をすれば良いのか?持ち時間は8分。全体プレゼンの後にブースに分かれて個別の相談。

 

もくじを開く

進路を考える学生たちにフリーランスの栄養士が伝えること

 

どんな話をすれば良いのか??

 

いいえ違います。内容なんてまだまだ偉そうに話せるだけの実績はありません。偉そうに話せる実績があったとしても、誰もあなたの話には興味ありません。

 

きっと、「どんな話をしようか?」だけに捉われてしまうと、、、

  • 「学校の全校集会であった先生の長い話」
  • 「運動会で話をするPTA会長の長い話」
  • 「何かの会で付き物の市長、代表の長い話」

上記の話と一緒になってしまいます。

 

これらの話って面白いと感じている人はどれくらいいるんでしょうか??あなたは面白いと感じて目をキラキラさせて聞いていましたか??

 

大方8割の人は目をつむっていびきを立てたいたでしょう。実はぼくは立ったまま寝ていたこともあります。倒れかけて周りをびっくりさせたことのある男です。

 

でも、これらの偉い人たちは一生懸命、話の内容を考えます。人によってはリハーサルもバッチリ。原稿も用意して完璧に話します。

 

ある程度の役職につく人は、そういうことをしっかりしないといけないんでしょうが聞く側にとっては眠いだけの話です。興味なし。

 

進路指導の話は大切だけど面白くない?

 

基本的に学校側の用意した人の話は生徒にとって面白くないです。ぼくも高校時代に外部の偉い人が来てくれたとしても何にも覚えていません。かなり失礼な人間ですが眠っていたこと多いです。

 

前書きが長いですね。本題に入ります。

 

大人しい高校生に興味を持ってもらうために何をしたのか?

 

前回の記事にも書いてあったようにプレゼンテーション+ファシリテーションの考え方で話を聞いてもらう環境を作りました。

 

どんな風に話すとみんな聞いてくれるか?

 

みんなが安心して聴けるようにアイスブレイクの連発です。当日、事前に先生と話をして、生徒の特性を聞いておきました。←すごく重要!

 

  • 大人しい。
  • 周りと違ったことをおそれる。
  • 積極的に動きたくても周りに合わせてしまう。

こんなことを聞いていて、どんな話し方をすれば良いのかを考えました。

 

実際にぼくが行ったこと。

 

①スライドの準備中に生徒全体に声かけ

 

「みんなお尻とか腰とか痛いかったら足崩しても良いよ!」

 

たった一言で、会場の雰囲気はフワッとしました。みんな一斉に体育座りを崩して楽に聞ける体制が出来上がりました。安全な場作りです。体育座りは姿勢の観点からはお勧めできません。。。

 

②舞台の上に立つ

 

ぼく以外のプレゼンターは舞台の下から話をしていました。舞台のしたからでは生徒の様子がわからないんであえて上から話をしました。みんなの顔がよく見えました。

バカと煙はなんとやら

 

他の人と違うことをする勇気を生徒に見せたかった!割と勇気はいることですが、その姿を見せないと生徒に影響は与えられないと感じて、ここぞとばかり高いところに登りました。

③自分の求めることは素直に言う。

 

「ぼくはリアクションしてもらうとテンション上がるんで反応してくださいね。」

 

「ここは笑うとこですよ!「え〜」とか言ってもらうと嬉しいです。拍手とかあると元気が出ます!」

 

 

 

話した内容なんかはおそらくみんな分からないです。それくらいぼくの頭の中はぶっ飛んでます。

 

画像を見てもらうと分かりますが、スライドでも噛んじゃうくらいです。8分で全員を納得させることより、後のブースでしっかり質問をしてもらおうと思い撮った行動が上記の通りです。

 

ぼくはどのプレゼンに対しても、

楽しんでもらうことを念頭におく

 

人前でお話しする時、基本的には楽しんでもらうことを優先しています。だって、どんなにいい話でも面白くなかったら心に残らないでしょう。だれも実行しないでしょう。

 

エンターテイメントを重視した栄養のお話をしていくと話す側もとっても楽しいです。そのうちプレゼン中に手品するかもしれません。

 


基本の流れは、

聞く側にとって安全な場をづくり

➡︎盛り上げるためのアイスブレイク(聞く人と一緒に体を動かす)

➡︎自分の伝えたいところだけトーンを変えてしっかり話す。


 

実際にはアイスブレイクに半分以上の時間を費やしてからキャッシュフロークワドラントの話で進路の考え方を伝えました。

 

おそらく印象に残ったのは「なんか良くわからんけど、栄養士って楽しそう!」

 

こんなのだと思います。その結果は以前の記事にも書いた通り、プレゼン後のブースに480人中の役2/3以上が集まってくれました。

 

 

栄養士が進路指導で物申すまとめ

 

偉そうなことを書いていますが、

  • 「高校生の時にこんな話なら聞いただろうな」
  • 「こんな人の話ならもっと聞いてみたいな」
  • 「こんな風にしてもらうと嬉しいな」

と言うのを考えただけです。

自分目線で話をするのか?相手目線で話をするのか?

 

考え方が違うだけ。結局はこれです。人前で話すのことが苦手な方、人の心を掴むプレゼンをしたい、自分の思いを持っと伝えたいと考える方たちの参考になればと思い、南部式のプレゼン術を公開しています。

 

本当に考え方を変えるだけで見える世界は変わります。最後までお読みいただきありがとうございます。

 


 

皆様のプレゼンを参考にさせてもらいながら、場作りに努めました。本当にありがとうございました。

徳島県立城ノ内中学校・高等学校 様 (主催)

一般社団法人しこくソーシャルデザインラボ 様(企画運営)

ゲストスピーカー

NPO法人ひとつむぎ 様

岸田 侑(徳島市市民活力開発センター 統括マネージャー) 様

セカンド・ストーリー (長谷川 加奈 櫻井 貴恵) 様

高田 友美 (神山つなぐ公社 しごとづくり担当) 様

永原 レキ (株式会社トータス 海陽町) 様

thank you

”ともにQOLの向上”

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