トモニSunSunマーケットで活躍が期待される栄養学科学生たちの活躍
こんにちは徳島にお住みのみなさんにとっておきのニュースがあります。徳島県以外の方でも徳島に興味ができます。
何が起きるのかというと・・・
10月16日に徳島が誇るイベント、トモニSunSunマーケットにて、
若き栄養士の卵たちが自分たちで考えた新商品を販売します!
徳島県を良くするために行われている有限会社三八さんの「まちを良くするインターン」での取り組みです。
- 徳島大学医科栄養学科
- 四国大学生活科学部管理栄養士養成課程
- 徳島文理大学人間生活学部食物栄養学科
県内の栄養学科に通う学生たちが総勢15人。3チームに分かれて商品開発を行いました。
なぜ、とっておきのニュースなのか?
- 徳島にはどうにも活気がない。
- 盛り上がってるところがあっても結局はウチウチでしょう。
- 若い世代がなんかやってるけど経済の活性化につながる?
こんな風に徳島の皆さんの不安の声が聞こえる中、県内の大学生たちが立ち上がり、徳島のまちを良くするために奮闘しています。
実際問題、上にあげた例は良く聞くこと。地方創生が叫ばれる中、何かしらのイベントをやっているのは良く聞きます。
その中で学生など若い人たちが活躍しているのも事実です。
しかし、これらはみんなの生活につながるきっかけになっているのか?経済的な観点で見た場合、経済を回せる大人になれるのか?そのいいことするだけで起業して生活できるのか?
”いいこと”をするのは素晴らしいことです!勇気がないとできない。どんどん続けて欲しいです。
でも、ただ一点だけ。
その”いいこと”を継続するための資金はどこからでてくるの?
そこの根幹を学ばない限り、解決しない限り、徳島の明るい未来はありません!!
そんな中、学生たちは商品の開発、販売を実際に行います。
「どんな商品があればまちが良くなり、人々を幸せにできるのか?」
そんなことを4ヶ月間必死で考え抜いてきました。6月スタートでテスト、阿波踊りの練習、実験のレポート、留学があった子もいました。
他大学の学生で構成されるチーム。チームのみんなと打ち解けることから始めます。当然のごとく、相手に遠慮して発言ができない。次第に打ち解けてきても意見がぶつかり交差する。
学校で習ったことのないことばかりで右も左もわからない。
中間発表では徳島県内で活躍される審査委員からの愛の鞭で全く別の商品に作り直すこともありました。
学生には時間があると思う方もいると思いますが、これだけは言わせてください。管理栄養士の国家資格を目指す学生は案外時間ないです!
なんども、なんども挫折を繰り返した末、でき上がった商品。
それぞれの「まちを良くする」熱い想いと汗と涙、笑顔が詰まった3チームの商品を紹介します。
徳島県の名産である「そば米」のクッキーです。砂糖を使わず、カボチャとサツマイモ本来の甘さ引き出したペーストを挟んでいます。そば米の触感と、サンドされたペーストのまろやかで優しい自然な甘みを楽しむことができます。
ぼくが一番深く関わったチーム。ここが一番すごいからみんな買ってね 。 心の声が漏れてしまいますね。さしずめ、味が3チームの中で1番です! 伝統の良食材の新しい食べ方を知りたい人は是非に
徳島県民の75%が知らない事実。「カリフラワーの生産が日本一」と言うことに着目。隠れた名産品であるカリフラワーを使用したマフィンです。カリフラワーを練りこんだ生地は、ほんのりとした甘みとほのかに香るカリフラワーの香りを味わうことが出来ます。
着目点が良いです!実はぼくも知らなかった、カリフラワーの生産日本一。まさかそれをスウィーツにするとは!?ほろ苦い大人の味わい。いいや、全くの未知なる味です!?発想力ナンバー1です!徳島の新しい魅力を発信するカリフラワーをご堪能ください!
家族の絆をテーマにつくられた商品です。レンコンと干しエビがベースとなり、レンコンの甘さと、干しエビの香ばしさが癖になります。何より、お父さんと子供が一緒に作ることをテーマにしていてそれだけ簡単手軽に作れることが出来ますし、どんな料理にも合うソース。他の料理への使用方法なども案内されており今後の広がりをワクワクさせてくれる商品です。
以上、3チーム商品がトモニSunSunマーケットに出店します。当日ぼくもお手伝いにいるかもしれませんので皆さん、是非とも遊びにきてください。
これからの徳島を背負って立つ学生が経済をカバーできる人間になるために一生懸命汗水垂らして頑張ります。
みなさんの未来に対する想いを学生たちに届けてください。当日冷やかしでも構いません。学生の頑張る姿を見ることで徳島の未来を感じ取ってください。
【詳細】TIMEにお問い合わせは受け付けかねますのでご了承ください。
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三八代表取締役の岡田元一さんが学生の想いを写真と文章で表されています。
2016年10月02日 未来への自立に向けて ~第1回まちを良くする栄養学系インターンシップ事業報告~
このご縁をいただいた岡田社長を始め、スタッフの皆様に感謝いたします。
”ともにQOLの向上”
執筆者:南部真也