ダイエットを成功させるための2:8の法則
あなたはダイエットをする時に
「運動だけ」、「食事だけ」と偏ってはいませんか?
もっと言えば「◯◯だけダイエット」にはまっていませんか?
本当に痩せた体を維持する秘訣をお伝えします。
運動を2割、食事を8割
この割合でダイエットを考えてみませんか?
どちらかだけを10割にしてしまうと修正がかけづらいかなと感じます。
①なぜこの割合
②運動したくない人へ
③食事を整えるには自分の感覚を磨く
以上の3点をお伝えします。
多くの管理栄養士さんは「食事のバランスが〜」とよく言われています。
食事だけのバランスでいいんでしょうか?
①なぜこの割合
基礎代謝において筋肉の締める割合は20%、脳で20%、内蔵で60%と言われています。
※1日で何もしなくても消費するカロリーのことです。1日の消費カロリーはこれに活動係数をかけて求めます。
具体例で、
体重60Kg(筋肉量30Kg)の人の場合。基礎代謝は1500Kcalとします。
筋肉
1500×20%=300Kcal
脳
1500×20%=300Kcal
内蔵
1500×60%=900Kcal
以外と筋肉の消費するカロリーは少ないんです。
1Kgで13Kcal増えるぐらいです。(上の式はざっくりと割合を出しています)
そして、筋肉のスペシャリスト、ボディビルダーでも1年に2Kg増やすのが限度のようです。
筋肉を鍛えて基礎代謝を上げることは素晴らしいことです。
しかし、筋肉だけに着目すると思うように体重は減ってきません。
そのことを覚えておいてください。
痩せるには運動と食事のバランスを見ていかないといけません。
②運動したくない人へ
筋肉鍛えても無駄じゃん!!運動あんまり意味ないじゃん!!
こんな声が聞こえてきそうです。。。
そうじゃありません、運動もしっかりやってください。
、、、と言っても運動好きが運動を強要するのも如何なものかと思います。
運動が好きな人、嫌いな人問わず、お勧めするのが
NEATの考え
NEATの考えを持ってください。
働きたくね〜、仕事だり〜
NEETではありません。
Non Exercise Activity Thermogenesis
非運動性活動熱産生
日常生活で活動量を増やすということですね。
簡単なことです。
・一駅分歩く
・階段を積極的に使う
・姿勢をよくする
姿勢に関しては姿勢を良くして座っているだけで消費カロリーがアップします。
こちらの記事でも紹介しています。
運動が嫌いな人がダイエットの為だけに運動するとそれが苦痛になってしまう可能性もあります。
運動は楽しんでやってもらうと嬉しいです。
ですから、運動をリフレッシュする為のものと考えてください。
週1〜2回くらいがちょうどいいと感じています。
楽に考えてじっくりやっていきましょう。
バリバリ鍛えたい人も休みの日は入れてくださいね。
筋肉を鍛える場合筋肉痛になってから48時間くらいは休めてください。
超回復をしてください。
③食事を整えるには自分の感覚を磨く
「さあ、NEATして姿勢が整って運動もできてる。これでバッチリ!
ご飯を食べよう。」
「あれ!?食べ過ぎた・・・体重増えてるよ・・・」
こんなことにならないでくださいね。
食事のバランスは元より、食欲のコントロールも大切です。
食べ過ぎるのにはいろいろな原因があると思います。
・ストレス発散の為に食べ過ぎる
・惰性で食べ過ぎる
いくらバランスのいい食事をしたとしても食べ過ぎると太ります。
食欲をコントロールが鍵となってきます。
どうやって食欲の感覚を磨くか?
・自分の体に聞いてみる
ものを食べるときに一度胸に手を当てて自分に聞いてみてください。
「本当に食べたいの?」
・食べたいものは最高級のものを食べる
最高級とは栄養価の高いもののことを言います。
栄養素のいっぱい入ったものを選んで食べてください。
・おいしいを感じる
本当においしいものは体が必要としているものです。
おいしいと感じるところまでが本来の食欲です。
このほかにも惰性で食べない為に目の前に食べ物を置かない状況をつくるのもいいかもしれません。
買ってまではお菓子を食べないけどあったら食べるという方は多くいます。
今回は2:8の法則でダイエットを考えることについて書きました。
結局バランスが大事だということです。
全て体の芯から生活の芯から整えていくことが大切であると感じています。
しかし、人間は楽をしたい生き物です。
根本から変えるの難しいかもしれませんが、ゆっくり、楽にできることから始めてみてはいかがでしょうか?
”ともにQOLの向上”
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