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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

後悔してからでは遅い!スポーツする子共が「なぜ食べるのか?」

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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スポーツ栄養の一番の入り口であり、確信でもある「なぜ食べる」

スポーツ選手はなぜ食べないといけないのか?

子どもに質問された時にあなたはなんと答えるでしょうか。

 

それは、

・試合に勝つため

・成長するため

・幸せになるため

 

いろんな答えが返って来ますね。あなたも30秒ほどでいいんで、一度考えてみてください。

この答えに絶対的な正解はありませんので、自分の中で答えが出たら次にお進みください。

 

 

 

なぜ食べないといけないのか?

南部真也の定義として「スポーツをする子どもたち」のグループに絞った場合のことをお伝えします。

 

成長期に食べなかった後悔を残さないため

これに尽きます。

実は、ぼくが一般企業の枠をはみ出してまで、スポーツ栄養の道に進んだ理由がここに込められています。

 

何よりも、自分の学生時代の食事生活が最悪だった。

 

管理栄養士を目指す人って9割り型「食べることに興味がある」とか、「食べることが好き」って人です。しかし、学生時代のぼくは食べることに関心がなく、部活が終わってからはコンビニの菓子パンを貪りくらい。

 

家に帰ってはカップラーメンをかっくらっていた生活を送っていました。

 

その結果、どうでしょうか?

 

スポーツでは結果がまるで出ず、苦い部活時代を過ごしました。

 

自画自賛になりますが、人一倍練習をした自負はあります。

 

それでも毎日の食べることがままならなかったので、疲労はたまる一方。集中力も足りません。高校バスケ部時代、練習試合で起用されても、テンパるだけで何も結果は残せません。

 

やっとのことで通った、フリーのシュートは外すし、なんでもないところでファールはするし。脳にエネルギーが回っておらず、何も見えない、考えられない状態でした。

 

今思えば、朝ごはん食べて試合にでてたら良かったなぁ…

 

1つ後悔が残ります。

 

もう1つ、絶対的に取り戻せない後悔もあります。

 

身長が満足いくまで伸びなかった。

日本人の平均身長2~3cm届かないくらいです。

 

身長と栄養論争で「カルシウムだ」「タンパク質だ」とか言われていますが、そんなことどうでも良いです。それだけを信じていたのでは十分な効果がなかった。身を持って体験させられました。

 

まともにごはんを食べていないのにいっちょまえに牛乳や飲むヨーグルトなんか飲んでたんです。仮にタンパク質やカルシウムなどが足りていたとしても、残念ながらエネルギー不足です。

 

貴重な栄養素は身長を伸ばすために使われることはありませんでした。

 

身長についてのぼくの格言です。

 

「何を食べたからと言って絶対に身長が伸びるとは保証できません。ただし、十分に食べない限り身長が伸びる事はありません。」

 

自分の後悔をスポーツを頑張る子どもたちに残して欲しくないから、ぼくはスポーツ栄養についての講演、食育についての講演を頑張っています。

 

どんな形でも良い、何を食べても良い。

ちゃんと考えて、自分が納得いくモノと量を食べて頑張ってほしい。

 

 

スポーツする子どもに知ってほしい「2つの食べるシセイ」

この想いの元にぼくはどんな食べ方、食事法でも活用できるコアになる考え方を提唱しています。

極論を言うと、炭水化物制限をするにしてもしないにしても、プロテインを飲もうが飲むまいが、そんなテクニック的な事はあとで良いです。その前に伝えるべきことがあります。

 

2つの食べるシセイ「アチポス」

食べる時のattitude(アチチュード):心構え

食べる時のposture(ポスチャー):体の構え

 

どちらも姿勢です。英語だと2つは別々の言葉になります。

 

この2つは意識すれば今日から実践できます。「ちゃんと食べる」の心構えで「背筋を伸ばして他食べる」簡単なことです。

 

しかし、これをないがしろにして栄養素だけの知識や、量、タイミングのテクニックに走ってしまうと、せっかくの食材のパワーが半減です。しかもその原因は自分自身にある。

 

思い出して見てください。過程や小学校や幼稚園、保育所で習ったでしょう。「食事の挨拶」「行儀よく食べる」これらは子どもの時から知っているはずなんです。

 

もしも、それらの食べるシセイを忘れていたら、今一度思い出してください。それが、スポーツ栄養を語るための第一歩です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?スポーツする人がなんのために食べるかをご理解いただけたでしょうか?ぼくがスポーツを頑張る子どもたちに伝えたいのは自分のような後悔を残す子を一人でもなくすためです。

 

当時の自分は食に関して本当にどうしようもないやつでした。今では偉そうに「食べるシセイを良くする」なんて言っていますが、当時はかけらなかったように思います。

 

単純な「いただきます」さえも言えてなかったほど…

 

さて、大事なことなので繰り返します。食べるシセイを良くできた人だけが食材の持つ力を120%引き出すことができます。ぜひとも子どもに伝えてあげてくださいね。

 

簡単なことなんで、食事に意識を向けるきっかけとしてください。

 

メルマガ登録者限定で食べるシセイについて、かがわ県生涯スポーツフォーラムで喋った動画を限定で公開しています。(2018年4月現在)予告なく変更/配信停止いたします。ご了承ください。

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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