オーダーメイドダイエット!
近未来にオーダーメイド治療が始まります!
ガンについて
ガンを10年前から持っていて、発覚してから初めて早期治療、そこから2年して進行してしまえば末期ガン・・・チョット考えてください。ガンは10年前に持っているのに早期治療は発見してから?10年前からの付き合いを早期と言うのでしょうか?
今回のお話はガン、生活習慣病、肥満を遺伝子検査により予防するという話になります。結局何が言いたいのかというと、
遺伝子検査により自分の負っている健康リスクが分かる
こういう事ですね、最近は子供の才能を発掘するために遺伝子検査をして筋力、脳力などの検査をする親が増えてきているそうです。
親バカで「この子はきっとプロ野球選手の才能がある」と思い込んでいても残念ながらカエルの子はカエル、ひよこの子はひよ子、小林は幸子・・・
おかしいですねひよこは鶏の子ですね^^
冗談はさておき先日、薬学博士の宮崎浩之先生の講話をお聞きしました。
薬学博士 宮崎浩之先生
遺伝子検査について〜現状と未来〜
大事なところを3点お伝えします。
①現在様々な遺伝子検査がある。
②遺伝子多型解析(SNP)
③日本は健康診断、ガン検診などを行う割合が諸外国に比べて低い。
難しなと思われた方は③の健康診断に着目して読んでください^^
”現在様々な遺伝子検査がある”
感染症、ガン、DNA多型解析、遺伝病のリスク、肥満などいろいろあります。
専門の病院や遺伝子解析のキットがあります。
よく耳にするのは出産前のDNA鑑定で子供に先天性の病気があるかどうかの検査ではないでしょうか?
その検査は生命倫理に反するなどと物議を醸していますが、産む産まないは別として事前に子供の状況を知っておくことは親としてもいいんじゃないかとぼくは感じます。
また、肥満に対しても自分にとっては運動で痩せるのが効果的か、食事で痩せるのが効果的がわかってきます。あくまで両方を行うことが基本ですが、比率を調整できるかと思います。
筋肉を鍛える点でも同じですね!
遺伝子検査をする利点
自分の筋力、能力、肥満、病気発症のリスクなどがわかる。特に宮崎先生はガン、生活習慣病、肥満に着目しています。
”遺伝子多型解析(SNP)”
数ある遺伝子検査のなかでもアンジェリーナジョリーが受けたということで最近話題になっている遺伝子多型(SNP)解析
人間の遺伝子(60兆個)のDNAの塩基配列は99.9%同じである。
その中の一部(0.1%)が個人個人で違うのでそれぞれの外見、筋力、脳力、病気発症が変わってくる。
病気を発症した人の遺伝子配列を統計的にみると発症しやすい配列のグループがあるとわかって来ています。
統計データなので数が多くなればなるほど精度は高まる。(現在スーパーコンピューターで管理)
・日本は健康診断、ガン検診などを行う割合が諸外国に比べて低い。
管理栄養士としても日本の健康意識が低いことは痛いところですね(^^;;
診療の3割負担が原因かと感じますが・・・
データをグラフでみましたがアメリカなどの先進国と比べると半分ぐらいの受診率。
そこで遺伝子検査によって発症リスクがわかれば検査にいく率も増え、病気の早期発見、予防につながる社会貢献につながる。
特に胃、肺、乳、子宮頸ガン、大腸ガンは早期発見により死亡率を下げられると言われているガンです。
将来的な医療費の削減のために遺伝子検査からみたオーダーメイド治療が盛んに行われる未来が想像できます。
近い将来保険証にSNPが記載されているかもしれませんね。
ただし、いろんな遺伝子検査の中でも粗悪なものもあるみたいなのでその辺は注意が必要かと思います。
とにかく、こういうことにアンテナを張っておくことが自分の健康を守ることにつながると感じています。
メディチェケ検査キット
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