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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

アスリートがおにぎりを食べると今以上に強くなる。

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riceball
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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、食べるシセイを整える栄養士の南部真也です。初めての方はこちらをご覧ください

 

リオオリンピックを沸かした日本のトップアスリートたち、合計41個のメダルを獲得した国内最高峰の選手たち。そんな彼らを支えたのが「和食」をベースとしたメニューです。

 

特に味の素の「勝ち飯®」がニュースなどを賑わしていました。

 

主食、汁物、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物を基本的な食事の形として満遍なく食べる形です。(イメージ画像は上記のリンクでごらんください。)

 

その際にどんなおかずに対しても合わせられる「お米」がかなり重宝され、この形を組みやすい。さながら和食のオールスターズといったところですね。

 

しかし、トップアスリートは分かっているとしても一般のアスリート、特にジュニアアスリートなどの子どもたちからは「お米離れ」が起きていることをどこかで聞いたことはありませんか??

 

 

date

 

※農林水産省「お米をめぐる状況について」

 

日本人の年間1人あたりのお米消費量がピークだった昭和37年の118.3kgから比べると平成26年の時点で半分以下の55.2kgに減っています。

 

子どもだけでなく日本人全体でこう言ったデータが出ているのが現状です。この状態が進めばますますお米は食べられなくなってしまうでしょう。

 

お米離れがアスリートに及ぼす影響。

【食意識の低下】

 

食意識の低下が起こす影響は、自分自身への関心低下に直結します。これは有名な言葉「you are what you eat」”あなたはあなたが食べたものでできている” から来ています。

 

特にアスリートは自分の體(からだ)をいかにコントロールできるかが勝負です。體に意識を向けたいなら食事への意識も合わせて考える必要があります。

 

日本人のソウルフードとも言える「お米」は3000年以上前から食べてこられたと言われています。そのお米を食べないということをあなたはどう考え、どう子どもに伝えますか?

 

この現状が続くと従来の食文化を忘れ、食への関心が薄れるではないかと心配しています。

 

欧米化が進んだと言って「生活習慣病が増えた。」「バランスが悪い」など言われますが、欧米化よりもインスタント食品やお菓子の製造技術が上がり便利になりすぎたことの方を考えたほうがいいです。

外国の食文化を学ぶこと自体は食への意識を高めるきっかけになるのでそこまで神経質になる必要はありません。

 

今となっては便利なインスタント食品がいとも簡単に手に入るようになりました。ここに偏りすぎると食品本来の力を引き出せないんじゃないかと感じています。

そもそも原型をとどめていないものに慣れすぎると本来の食材への興味がずれてしまいます。

 

こう言った観点が食意識の低下につながると感じています。

 

お米離れから脱却するために「おにぎり」を推奨

和食のファーストフードとも言える「おにぎり」が米離れを防ぎ、アスリートの競技力向上に繋がります。

忙しい現代人に最も適した形の食事形態です。コンビニに多種多様なおにぎりが並べられということもあり、手軽に入手出来る原型をとどめた食品です。

 

お米離れが起きたとしても、反面おにぎり人気が続いていることが解決策に繋がります。

いつもパンばかり食べていたのであれば、少しお米に目をむけるきっかけになれば幸いです。競技力向上のために踏み出す第一歩はお米に慣れることから。

 

お米の最大の価値は脂質(あぶら分)が少なく炭水化物(エネルギーの元)が豊富に含まれる点です。

 

アスリートにとってはこれ以上の食品はないと言っても過言ではない「お米」是非とも目を向けてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。スポーツの競技力を上げるためにお米の重要さに着目して食意識向上につながればと思い現状を踏まえた上で書きました。

 

thank you

”ともにQOLの向上”

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