吉田松陰とは?松下村塾や遺書から読み解く人物像
こんにちは、食べるシセイを整える栄養士の南部真也です。
先日神田昌典さんの都合のいい読書術を読んで、「変革を望むなら、歴史上の人物の本を読め」とのことだったので自分の中で気にる人の関する本を読んで見ました。
吉田松陰(よしだしょういん):幕末を生きた思想家
一度は聞いたことがあるという人が多いんじゃないでしょうか?
特に経営者やイノベーターと言われる人なら吉田松陰や松下村塾なんかは耳にすると思います。
とは言っても、「どんな人か?」と聞かれた時にあなたは答えられますか?
実を言うとぼくも知った方がいい人物だと思っていながらも、朧げな知識でしかありませんでした。
「革命家」「先生」「本を読む人」
これくらいのキーワードくらいしか出てきませんでした。
ぼくも経営者の端くれとして斎藤孝先生の本でどんな人かを読み解いて見ました。
吉田松陰とはどんな人?
実は名前や、知名度の割に歴史的に大きなことはしていません。安政の大獄で死罪にあったくらいにしか出てきません。
しかし、吉田松陰が率いる松下村塾には後の総理大臣となる伊藤博文、明治維新の貢献者木戸孝允(桂小五郎)、奇兵隊を組織する高杉晋作など錚々たるメンバーを排出しています。
何よりも日本を愛し、自分自信を信じ抜いた人物です。
ペリー来航の際に船に密航により投獄にあい、そこから享年30(29才没)までを獄中ですごしたり自宅謹慎をしたりと自由とは程遠い人生でした。
そして、こんなに有名な人の割に、自ら本を書いてはいなかったんです。
吉田松陰と言えば読書の人と言うイメージがあるにも関わらずにです。
では、何故時代を超えて支持されるんでしょうか?
吉田松陰を一言で表すなら「行動の人」
本は行動に移すためのものであると言い切り、「昔の人が書いたもので、今に合うかは分からない。だからこそ、行動してみる必要がある。」
と言わんばかりに、多少向こう見ずなところがあったとしても行動によって自らを主張をしていく人物でした。
そんな姿に引かれ、松下村塾の塾生達は彼の熱意に触れていたんと思います。松下村塾では、一対一で人と向き合い、議論を交わしていたそうです。
吉田松陰の日本を想う気持ちで塾生達の心を動かしていたんです。だからこそ、塾生も明治維新と言う大義を果たし、その発端となった吉田松陰の名が今でも語り継がれているんです。
最後に紹介したい言葉があります。
心に残る吉田松陰の遺書
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置(おか)まし大和魂
この身は朽ち果てたとしても自分の意思は残り、受け継がれていくと言うような意味だと感じます。
この言葉を塾生に向けて書き、その結果が明治維新と言う、止めることのできない歴史的変革に結びついたんです。
これも吉田松陰の想いが成したことです。
吉田松陰のまとめ
朧げな知識の中で吉田松陰を調べて見ました。ぼくの文章では伝えきれないほどの熱い人物です。まだまだ、紐解いていく部分はありますが、一旦はここで書き留めます。
いずれ、もっと吉田松陰の魅力を伝えるべき時が来たらその時に紹介します。彼との想いのギャップが大きく消化しきれていない部分が多いですが、今の想いを書き綴りました。
「吉田松陰って何をした人なの?」に少しでも貢献できれば幸いです。
歴史に名を残すほどのパワーをどのような形で伝えるのか?
今自分の成し遂げたいことに対して思いっきり駆け抜けたい人には吉田松陰を知ってもらいたいです。
最後までお読みいただきありががとうございました。
参考図書:感化する力
著者:斎藤孝
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