バスケ部に対するスポーツ食育第2段「背筋を伸ばして食べること」
鳴門渦潮バスケ部でのスポーツ食育
栄養素を突き詰めるのも良いですが、食べる姿勢って意識してますか?
どんなに栄養素の詰まったものを食べても、ちゃんと消化吸収されなければ意味ないですよー。
アスリートと言えども姿勢が悪く、猫背を自覚する選手が多い。普段から猫背だとプレー中にいきなり治ることはないでしょう。
姿勢が悪いとバスケも下手になる?
最近の子どもは猫背に悩むことが多いので、それについて少し考察します。
バスケではパワーポジションをとり、少し前かがみの姿勢になることが多いです。その時に背中が曲がって、顔も下向きになっているとどうでしょうか? 絵はディフェンスの状態です。
多少前屈みでも、視線が上に向いている状態。
ぼくの感覚で言うと、ディフェンスはしっかり顔をあげて、背中が伸びている人の方がプレッシャーを与えるように感じます。前屈みで猫背のディフェンスだとあまりこわくない。
ディフェンスに高さが出ないんでシュートも打ちやすいですし、なんとなく抜けそうな気がします。(猫背じゃなくてもボーダチをしているディフェンスはダメですよ。)
なぜ子どもたちはこうなってしまうのか?
生徒たちもいっていましたが、スマホですね。エアースマホのポーズをとってもらいました。
そうすると見るも無残な姿勢です。みんな首が下に向いて明らかに悪い姿勢。改めてやってみると、自分の姿勢の悪さに驚愕してたみたいです。
スマホをいじりすぎて首が前に出るような姿勢を普段からとってると(いわゆるストレートネック)プレーに支障をきたすだけでなく、慢性的な肩の痛み、腰の痛みにもつながります。
解決策としての食べる時の姿勢(食べポス)
姿勢を良くするトレーニングはトレーナーさんに任せるとして、ぼくが伝えるのは食べる時の姿勢です。
Posture(見た目の姿勢)ぼくは食べる姿勢を食べるポスチャー、略して食べポスです。
詳しいやり方はこちらの動画をどうぞ。
これは徳島で有名トレーナー稲垣さんのSAMURAI STABILTY®︎を参考にしてお伝えしています。
この座り方をした状態でごはんをしっかり食べてもらうと言うことです。これは普通の栄養士さんはあまりいっていません。
でも、ぼくはこう言うことができる選手を育てていかないといけないと感じています。冒頭でもお伝えしたように、どんなに栄養素たっぷりの物を食べたとしても適当な姿勢で食べてたら感謝の気持ちも、食べる気持ちも損なわれると考えているからです。
バスケ部スポーツ食育まとめ
普段の姿勢をつくるのは食べる時の姿勢から!
トレーニングの時間だけ姿勢を良くするんじゃなくて、しっかりと日常の姿勢を良くすることが不良姿勢を治すポイントです。そのためにも食べる時の姿勢を良くすることは最大の効果を発揮します。
「あなたが食べたもので体は作られる」こんな言葉があります。
これは食べたものだけじゃなくて、その時の気持ちや環境も影響すると考えています。だから、食べることにしっかり向き合うためにも姿勢を良くしていきましょう!
部活を頑張る子どもたちが食べることで後悔を残さないように食に関することを伝えています。もっと大きく、強くなってほしいですね!
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