スポーツの結果は8割が食事で決まる【食事が影響を与える3つの理由】
スポーツをする人にとっては、かなり気になる質問ではないでしょうか?
あなたの中で答えはありますか?
・練習の量?
・練習の質?
・メンタルトレーニング?
普通に考えてみるとこんなことがあげられるでしょう。どれも大切なことですね!
しかし、驚かないでください。
これらの項目は2割の影響しかありません。
お母さん
『嘘だぁ〜!じゃあ、残りの8割って何なの?理由を説明してよ!』
これについては選手も、選手の親御さんも気になるでしょう?その答えを説明していきます。
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スポーツで結果を出す8割が食事による影響です!
スポーツで結果を出すには本当にこれが大事です。というよりも食事による土台作りがいかなる場面でも必要になるんです。
正直な話。自然とこれに気づくことができる人は、今の日本の環境(2017年11月現在)ではほんの一握りです。
それこそトッププロであったり、オリンピック選手であったりする環境じゃないと、なかなか気づくことができません。
例えば、あなたがスポーツに置いて食事の影響が大きいことは知っているとします。しかし「なぜ影響が大きいのか?具体的に説明してよ?」と言われると、少し困ってしまうでしょう?
あなたの中で理解を深めるために「なぜ、スポーツで結果を残す8割が食事の影響と言えるのか?」を説明していきます。
食事がスポーツに与える3つのポイント
普通なら練習の質や量に目がいくじゃないですか?
お母さん
「でも、コツコツ練習していたり、効果の高い実践的な練習をしていれば、上手くなりそう」
多くの方はこう感じますよね?
この記事をお読みのあなたもそう感じていますか?
でもそれはその練習量に見合うだけの食事量があって初めて成り立つ公式なんです。
具体的なポイントをお伝えします。
練習の量に与える影響
練習の量が増えると、必然的に疲れが残っていきます。その状態で必要な量の食事を摂ることができなければ疲れは取れません。
疲れが取れないだけではなく、最悪の場合筋肉が壊されてパフォーマンスの低下にもつながります。
練習の質に与える影響
練習の質が高まれば高まるほど、集中力が物を言うようになってきます。より繊細に身体を動かしたり、実践的なものは頭を使うことなども必要になります。
その状況で必要な分の食事足りていなければ、脳に栄養が行かず、ボーッとしたままで練習を終えてしまいます。繊細な動きが必要な分には、ミスが続いたりして結局意味がありません。
メンタルに与える影響
最近のスポーツ業界ではメンタルの重要性も言われるようになってきました。上記の集中力にもつながりますが、精神にも食事の影響が大きいです。
ここで押さえて置いて欲しいのは「心も食べたものによって作られる」と言うことです。
例えば、
お腹いっぱいで満足していると精神的にもリラックスできるでしょう?
逆に食事を食べずにいると、スポーツをしていなくてもイライラしたりするでしょう?
これは食べていないから心の不安定を生み出しているんです。
心を作るのも食事が影響します。精神を落ち着かせるには、ある程度バランスの取れた食事を行う必要があります。
これらのポイントを無視したままにスポーツに打ち込みすぎるとリスクになる可能性があります。それは競技レベルが上がれば上がるほどです。
是非ともお子さんと一緒に食事と向き合う機会を作ってください。
今の食事量はあってるの?
食事に向き合うための簡単なチェック方法をお伝えします。
1つのチェック項目は体重です。
単純に体重が減っていれば食べる量が足りていません。逆に体重が増えていると食べる量が十分に摂れていると言うことです。
もちろん適正な体重もありますので、目安となるのはBMI(ボディマスインデックス)を活用ください。これは(中〜高校生以上)に該当します。計算式は下記の通りです。
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
【別サイトのページに飛びます】
競技種目によりますがBMI22が一般の人(スポーツ関係なし)の理想体重と言われます。
計算例
身長170cm(1,7m)、体重60kg
63kg÷(1.7m×1.7m)=21.8
18.5未満 痩せ
18.5~25 未満
25以上 肥満(アスリートの場合は肥満と言えない場合もある)
基準値を出していますが、スポーツをする場合は一般の人より筋肉が多いので、数値が大きくなる傾向があります。どちらかと言えば体重が軽すぎる場合に目を向けて欲しいと感じます。
成長期のお子さん(小〜中学生)はローレル指数をご活用ください。
ローレル指数=体重(kg)÷身長(cm)3×107
【別サイトのページに飛びます】
計算例
身長140cm、体重35kg
35kg÷(140cm×140cm×140cm)×10,000,000=127.5
100未満 痩せ
100~115未満 痩せ気味
115~140未満 正常
140~160未満 肥満気味
160以上 肥満
こちらは学童に対しての基準値です。学生のアスリートといっても筋肉の発達にそこまで大きな差は無いと考え、特殊な場合をのぞいて基準値通りで判断してもいいと感じます。
どちらも単純な体重に関しての指標です。体脂肪や筋力を考えていないため、目安としてお使いください。いずれにせよ、痩せの場合はリスクが高くなります。
今回は食事が練習の支えになることをお伝えしました。まずは、食事がスポーツ で結果を残すために食事が与える影響を知ってください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もしも、今回の内容をもっと詳しく知りたいお母さんへ
(終了しました。)
12月23日(土)10:00~11:30に徳島のインディゴコンディショニングハウスさんで「初めの食べトレ勉強会」を開催します。スポーツする子どもをお持ちで「食のことを学びたい」と強く感じているお母さんに向けた勉強会です。
ブログでは紹介しきれない部分。
食事をないがしろにした時や、食事をとった場合の成果などを含めた実例を紹介します。
具体的にお子さんの症状とシンクロすると思います。
お母さん自身が、その不調を知ることでサポートの仕方がわかってきます。そうなると、子どものパフォーマンスがアップすることは間違いなし!
さらには、その愛情を感じてくれて子どもから「いつも有り難う」感謝の言葉を聞けるかもしれません。
もちろん、お子さんと一緒に来てもらっても構いません。少食改善の相談もお受けします。この機会に是非ともお越しください。
スポーツ食育に特化した勉強会に参加する!
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