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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

徳島県勝浦町で包丁手作り体験をする栄養士「めっちゃキレる」

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは。資料作りや打ち合わせを楽しませてもらっています。南部です。

 

徳島のいいところを伝える。+ 栄養士としてのスキルアップに繋がることをしてきたんでそちらの報告をかねて記事を更新します。

 

実際に何をやったのか??

 

もくじを開く

手作り包丁を求め、実際に打つ

 

徳島県は勝浦郡勝浦町で加治屋さんを訪ねて包丁を打たせてもらいました。加治屋さんになんかめったにいく機会かない方が大多数です。

 

そのなかで、皆さんに魅力が伝わるように書いていきます!

 

お邪魔したところ「大久保加治屋さん」

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なんと、徳島には1件だけのスーパーレアな加治屋さんです。今回はNPO法人徳島ツーリズムさんのツアーという形で参加させてもらいました。

 

大量生産が進むなか、鉄から一本一本打つ職人さんのこだわりに触れてきました。

 

徳島で90年続く伝統の包丁加治屋のこだわり

 

人間は食べるために色んな技術を発展させてきた。我々鍛冶屋の仕事も食をより良くするために切れ味を研ぎ澄ました。

 

食材は切り方が違えば味が全然違う。だから包丁は「切れ味」って言うんだよ。

 

目から鱗でした!確かに切れ味って言いますよね??「切り方が違うだけで味が変わる。」これが料理の道具を作る職人の言葉です。

 

そして、何より「食を楽しむ」大切さを語ってくれました。それが「食のために鍛治の技術を高め守っていた」というところに込められています。

 

最近、世の中は機械で加工された食材が増えている。切れ味という感覚で食事を楽しむことができる人がどれだけいるんだろうか?

など、栄養面以外に食に目を向ける必要があるコトを感じさせてもらいました。

 

実際の加工場の様子

 

大久保さんの作業場は昔ながらの”かまど”がありました。使う火は墨からの本格派!

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古きよきかまどのなかにも近代的な着火装置やプレスマシンがありました。ただし、熱の通り具合や研磨の技術は職人さんにしかできません。

 

始めに包丁を見てもらえばわかると思います。大量生産ではなく、刃先の研ぎ具合にぴっしり垂直ではない手作りの味わいがある包丁です。

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左側肉切り用、右側万能包丁です!(出刃包丁)これは製品としての完成系です。コレを作る過程を体験させてもらいました。

 

実際に作業場で打ちました。その動画は後程!

 

さて、製品の切れ味は??

 

 

「繊維を傷つけないから玉ねぎの涙の元が出てこない」と前情報を聞いていたので楽しみにしながら切りました。ほんと、切った人にしか分かんないくらいスッパスパです。感覚としてはまな板に刺さる感じ。これは体験すると本当に分かります。

 

この感覚からわかることは、いつもの包丁ではかなり力を入れていたこと。切れ味の優れた包丁は力入れなくても切れちゃいます!ほんとそっと添えて優しく押すだけ。

 

この時点でスゲェの連発です!!管理栄養士レベルが上がりましたね!

 

実際に打って見る動画

 

最初に鉄の棒状態のものを叩きます。

 

 

やっちゃいましたね、お約束の失敗、簡単そうに見えてなかなかね。上にあげてしまうと命中しません…そのままの位置で下ろしましょう。落とすっていう感覚です。

 

次にはかまどで焼きを入れて小さい金槌で形を作っていきます。

 

 

こっちはそれなりにできてる感があります。ここで初めて鍛冶レベルが上がりました!

 

満足いくまで打てたら冷まします。その間にお昼に行きました。

 

包丁に魂を込める

 

しばらくして昼食から帰ってきたら次は包丁に魂を入れる作業。これは外の明るいところでノミを使って繊細な名前入れです。

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姿勢は悪いです、細かな作業のためかなり緊張しています。まさに手に汗握る。

 

ちなみに失敗は許されません。「ガッ!!」とずれたとこに打ち込んでしまうと傷になるだけです…

 

まぁ何度かやりましたけどね。それでも一打ち一打ちに魂を込めながら打ち込みます。素晴らしい切れ味を出してくれるように!

 

最後の研磨は職人さんの手によって仕上げられます。

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丁寧な仕事で研ぎ澄まされて本物の包丁ができます。

 

南部ソードの完成です!

Kitchen knife

 

実はこの南部ソード、ぼくたちが主催するイベント「TIMEの食まつり」の仕込み使いました。「いつも以上の切れ味で子どものたちに最高の食事を提供することができた。」そんなストーリーも詰まった殿下の宝刀となりました。これからもスパスパ活用して行きます。

 

大久保鍛冶屋さん素晴らしい体験をありがとうございました。食に関するモノづくりができたことはかなりの経験です。包丁を打ったことのある栄養士なんてそんなにいないでしょう!

まとめ

 

食事を支える道具作りをしている職人さんの大いに触れて食べることへの意識、楽しみがさらに増えました。食べるコトをさらに楽しむために技術を磨き継承していく姿に感動しました

 

また一つ栄養士レベルが上がりました。

 

料理や栄養学とは違う形で食の楽しさを伝える

 

そんな一風変わった栄養士としてこれからも精進していきます!同時に徳島にはこんなに面白い場所があるんだというコトをお伝えしました。

 

・包丁のご購入は大久保鍛冶屋さんへ

・包丁作成のツアー申し込みは徳島ツーリズム協会さんへ

thank you

”ともにQOLの向上”

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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