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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

硬くなった血管を柔らかくしてスポーツパフォーマンスを上げる食べ方

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、食べるシセイを整える南部真也です。初めての方はこちらをご覧ください

 

健康を支配するものと言えば、どんなものを想像しますか?

 

「健康と言えば、運動でしょう。」

「そして、食事も大事よ!」

「ストレスが健康に影響するんじゃないの??」

 

どれも正解ですね。

 

それら全てを支配するのが血管だということを知っていましたか??

 

そして、その血管がスポーツの結果にあらわれるとしたら?

 

血管がどういう風にスポーツに影響を与えるの?

 

血管というのは身体全体にスポーツをするための栄養素や酸素を運ぶ役割があります。ここがボロボロになると十分に運べず、身体が上手く動かなくなります。

 

運動するときには普通に生活しているよりも盛んに血管の働きが大きくなります。50mを全力で走った時なんかに心臓がドクドク行って脈打つスピードが速くなったことはありませんか?

 

血液が全身に送られているんです。身体が動いたときにはそれ相応の栄養素や酸素が必要になります。いち早く筋肉に届けないといけません。

 

と、なると血管はカチカチに固まっているよりもしなやかで柔軟な方がいいですよね。ひび割れて固まっているホースよりも、多少引っ張っても柔軟に伸びるホースの方がいいですね。

 

指標となるのは血管の硬さ!

 

血管年齢なんかで表されたりします。

 

血管年齢を若返らせ運動の強度にも堪えられる血管を作ることができれば、スポーツだけでなく日常的な健康も手に入れられます。

 

実際、何が大事かというと・・・

 

  1. 食事は脂っこいものを摂りすぎず、魚やナッツを積極的に食べる。
  2. 高強度の筋力とレーングの後にはクールダウンで有酸素運動を取り入れる。

 

①はお肉ばかりや、揚げ物ばかりに偏らず、魚やナッツを積極的に選ぶとういうことです。特に最近の子どもは魚を食べることを嫌がる子も増えていますので注意が必要です。

 

「骨が多く食べづらい」や「生臭い」などが原因としてあげられます。

 

②トレーニングによって血管の柔軟性が変わってくるんです。

 

こんな研究結果があります。

 

ウェイトリフターは血管が硬い!?

 

ある若年者を対象に高強度の筋力トレーニングを4ヶ月間続けた場合、運動習慣のない人より血管が硬くなった。これは血管が筋力トレーニングに対応するために硬くなってしまったと考えられる。

 

でも、子どもでも筋トレはするよ!と言う意見も出てきます。

 

子どもの時は高強度の筋トレをする必要はないけど、今後に大きくなったときに参考になる話をましょう。

 

トレーニングの順番として、筋力トレーニングの後に有酸素運動をした方が血管の柔軟性が高くなります。

 

だからこそ、クールダウンの必要性あるんです。興奮状態を抑えるためにも10分くらいはゆっくり歩いたり、ストレッチをして欲しいところです。

 

スポーツ能力を高める血管のまとめ

 

健康を支配しているのは血管です。栄養素や酸素を運ぶ道。ここが上手く働かないと體(からだ)の動きが鈍くなるだけでなく、健康被害も多く出てきます。

 

血管の状況が悪いとは、台風や地震によって寸断されてしまう道路状況のようなイメージですね。それを未然に防ぐためにも血管の柔軟性を高める。

 

食事と運動この二つをアスリートは特に気にしてください。一般の方も有酸素運動が血管の柔軟性を高める研究が出ていますので、少しづつでも続けると効果が出てきます。

 

パフォーマンスを上げたいアスリートのために筋肉を動かすためのインフラとなる血管を強くするお話をお伝えしました。この観点を持って食事や運動に生かしてもらえると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考文献:たくましい心とかしこい体

     征矢英昭・坂入洋右 編著

 

 

研究データの事例などが多く、非常に参考になります。是非一度お読みください。

 

thank you

”ともにQOLの向上”

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