タニタも言ってる、キーワードは噛むことだ!!
食事ダイエットの方法は大きく分けて2通りあります。
- 食べるものを制限する。
- 食べ方を知る。
あなたが普段やっているのはどちらのダイエットでしょうか?
どちらにしても、続けることが大切です。目標の体重になったから「もういいや」とダイエットをやめてしまうとリバウンドしてしまう危険性があります。
ぼくは、ずっと続けるために食べ方を知る必要があると考えています。どんなものを食べるかも重要ですが、自分の方に焦点を当てた「食べ方」を知っていると健康的な身体をつくることができると信じています。
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タニタに習う食べ方の極意
タニタ食堂の食べ方を紹介します。体重計やヘルシー弁当などで有名な会社です。
以前、後藤恭子さんのセミナーでお聞きしたことですが、タニタの料理レシピが売れた理由は「料理の仕方だけではなく、食べ方までも教えた」からだそうです。
ぶっちゃけ他の料理本との差別化のポイントはそこです。
お客さんは食べ方に価値を感じてタニタの料理本を買っているのです。ターゲットは健康志向の高い人となりますね。
世の中には健康ブームが来て、ダイエット食品だ、エクササイズだと溢れかえっていますが、本質的には自分の方に目を向けないといけないと感じています。自身に目を向ける食べ方を紹介します。
アゴが疲れるまで噛む
タニタ食堂の社員食堂のキーワードは「噛む」
タニタの社員食堂で出されているものは素材の形を保つため、切り方や茹で方など調理の工夫がされています。また、ご飯につきましても玄米や雑穀米を使用し、とにかく噛むことに重点を置いています。
社員さんは社員食堂で食べるとアゴが疲れるという声も出ているそうです。
何で噛むことに重点を置くのか?
たくさん噛むといいことがいっぱいあるから!!
我慢せず満腹になる。
脳の満腹中枢が刺激されてお腹がいっぱいと感じるには20分ほどかかるようです。
あなたは早食いしていませんか?
早食いは男の視点から見ると、牛丼屋で丼片手に牛丼を書き込むのはワイルドで少しかっこいいようにも見えますが、健康面からみるとカッコ悪いです。
安心してください、そんなに焦らなくてもご飯は逃げません。ゆっくり食べて余裕を見せてあげましょう。
他にも効果的なのが
味付けを薄くすると適量でも満腹
逆に言うと、濃い味付けはご飯の食べ過ぎにつながります。人間の舌は味付けの濃いものを口に入れるとすぐに飲み込みたくなる性質があります。
ということは、よく噛まずに早食いにつながりますね。普段から味付けの濃い人はご注意ください。
普段濃い味付けの人が味付けを薄くするポイントは、
- 調味料の量を測る
- 卓上の調味料は手の届かない場所へ
- 1週間は薄味を続けて慣れる
できそうなものをお試しください。
一般的な調味料の量と自分の使っている量のギャップを一度でもいいから知ることをお勧めします。
おまけにダイエットに役だつ飲み方のコツを紹介します。
ダイエットに効果的な飲み方
ダイエットの宿敵飲み会ですが、飲み方を知っているとうまく乗り切れるかもしれません。
- おつまみは野菜、海藻、きのこを基本とした料理を選ぶ
- 鶏のささみ、レバー、豆類などの肝臓を助けるものを食べながら飲む
- ゆでる、蒸す料理を選ぶ
これは飲む時の基本的なことですが、これらを守ると体への負担が少なくなります。
さらにこのブログの読者の皆さんにはもう1つとっておきをお伝えします。
- 飲み会前に1杯のりんごジュース
- 飲み会後には水をしっかりとる
これを付け加えると無理なくお酒を飲むことができます。何より楽しく飲むことが一番です。
ダイエットの最中にどうしても逃げられない飲み会があった時にはお試しください。
良く噛んで食べるまとめ
なにはともあれ噛むことが大事。タニタ食堂のキーワードは噛むこと、噛むと満腹中枢も刺激されて食べ過ぎを防ぎます。
味付けを薄くすることで早食いを防止することができます。食べ物に気をつけることも大事ですが、食べ方を知ることにも力を注いでみてください。
”ともにQOLの向上”
参考図書:タニタ式カラダのひみつ
池田義雄
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