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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

栄養相談の時に良い栄養士を選ぶ基準は、たった1つの言葉で分かる

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、栄養士の働き方を探求している南部です。初めての方は >>こちらをご覧ください

 

さて、今回は「信頼できる良い栄養士」をテーマに心のシセイ(栄養士の心構え)を書いていきます。プロの栄養士に食事相談をする時には『何を基準に話を聞けばいいのか?」を見つけてください!

 

この記事を見ているあなたは、食事や健康について悩みがあり、実際に栄養の相談をしてみようかと検討していると思います。

食事の仕方に少し疑問を持ち出したあなたにとってこのタイミングでお会いできたことを嬉しく感じます。是非とも、栄養士に相談する前にどんな人に相談すればいいのかを感じ取ってください。

 

この記事は動画でも配信しています。

 

仕事のできる栄養士は全てを一旦受け入れる

dietician

栄養士と言うと、制限や我慢を無理強いすると言う印象がありませんか?

 

それもそのはず、たいていの人が栄養士に相談する場面というと「ダイエット」の場面が大多数ではないでしょうか?

単純にダイエットサポート、特定保健指導、肥満外来こんなところが多いですね。そこであなたはこう言う質問をするでしょう。

 

「あの〜、痩せるにはどんなものを食べたらいいですかね〜?」

 

みたいな感じで聞くでしょう?

そうすると栄養士さんはこう答えるんです。

 

「まずは間食を減らしましょう。そして栄養バランスを考えて偏らないで食べてくださいね!」

 

そうなるとあなたは、

 

「はい(それができりゃ苦労しないよ!)」

 

と答えるでしょう?

こう言うやりとりが想像できちゃうと言うことは栄養士のイメージを悪くしている原因なんです。だって結局はアドバイスと言う名の命令でしょう。

 

さらに体重や血糖値なんかの数値を見て「あ〜だこ〜だ」言う栄養士が実際にいると言うのも事実。その悲しい現状は以前の記事にも書いています。

【こう言う栄養士にはご用心】

≫頭が硬い管理栄養士|嫌われる事例と【たった1つの解決策】

 

こんなこと言っちゃうと栄養士に相談なんかしたくなくなるかも知れませんね。でもちょっと待ってください!

実は親身になって考えてくれる栄養士を見分けるコツがあるんです!

 

そのこころは、たった1つの言葉に集約される

ok

たった1つの言葉を使っているかどうかであなたはその人を信頼できるかどうかが判断できちゃうんです。

「そんなうまいことあるんかいな?」

そう思うかも知れませんね。例えば、どんなことを言う栄養士が信頼できますか?1分ほどお時間をとりますので考えて見てください。紙にバーっと書き出してみるのもいいでしょう。

私にとって安心して栄養相談ができる栄養士ってどんな人だろう?

 

それでは、答え合わせに入ります。

この考えでアドバイスをしてくれる人が本物と思ってもらって良いです!

 

「ええよぅ」と言う言葉がけができる栄養士

 .   .   .  .        .  .   .  .
えいようしだけに ええよぅ

 

まぁなんてバカらしい!

そう思うかも知れませんが、少々落ち着いてくださいませ。じつはこの言葉には親父ギャグ以上に込められた思いがあるんです。

 

冒頭でもお伝えしているように、「一度全てを受け入れる」と言うことが重要なんです。

上記で書いている栄養士だと、いきなり制限・我慢の無理難題をふっかけてくるじゃないですか。そうじゃなく、不安なあなたを一旦認めるのがこの言葉ですよ。

 

バカボンのパパも言うように「それでいいのだ」

その言葉があなたの全てを一度受け入れていると言う証なんです。

 

例えば、あなたがこんなことを言ったとしましょう。

「こんなものばかり食べてるから太るんでしょう?こんなんでいいのかしら?」

 その時に

「あかんわい!痩せたいんだったらちゃんと考えて食べるモン選ばんかい!」

 と言われるのと

「ええよぅ、いきなりやめるとキツいでしょうから、できることを探していきましょう(にっこり)」

どっちの方が安心できますか?

 

人は否定されるよりも肯定される方が安心しやすいです。「ええよぅ」の言葉はともかく、どんなスタンスで相手が言葉を返してくるのかをみると、信用していいのかどうかが見えてきます。

 

ぼくは基本的にこのスタンスなんで、相手を怒らせることは今までありませんでした。初めは、仏頂面でも相手の意見を汲み取っていくと次第に質問なんかもしてくれるようになります。

この判断基準を持っていると「できないことを責めるよりも、できていることに目を向けてそれを逐一褒めていく」そんな栄養士と出会うことができます。

 

仕事のできる栄養士まとめ

栄養士に制限・我慢のイメージがついてしまっているのはおそらく、傷病者(病気や怪我の状態)に対して食事を考えないといけない場面が多いからだと思います。

病気にかかったりすると細かい栄養素の過不足が命に関わってくるんで栄養士自体もピリピリするのは仕方ないんです。

これはみなさん分かってあげてください。食事ひとつで命に関わってくる場面だと気軽に「ええよぅ」とは言えないこともあるんです。

そんな中でも、一旦は相手の思いや意見を汲み取ってあげる姿勢(心の余裕)がある人ほど患者さんと信頼関係を作りやすいんです。

あなたが栄養相談を受ける場面がきた時に是非とも、栄養士がどんな言葉を使っているのかをよく聞いて見てください。

 

最後までお読みいただき有り難うございます。きっとあなたも信頼できる栄養士の見分け方が分かったと思います。栄養相談を受け気持ちよく結果を出せるヒントにしていただけたことを感謝します。

thank you

” ともにQOLの向上 ”

※この記事はあくまで個人の独断と偏見で書かれています。

 

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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