スポーツ栄養の講演で気づいた!たった1つの大事なこと
最近おこなった食サポートの一環で高校野球部へ食事の話をしに行きました。前年に引き続き2度目の食事の話です。
そして、今回は「スポーツ栄養の現場を見たい!」と言う大学生をインターンのような形で連れて行きました。徳島と言う地方はまだまだ、スポーツ栄養の文化がありません(2018.6月現在)
そんな中でも、この分野に興味を持ち、やって見たいと現場見学に来るくらいのバイタリティ溢れる素敵な大学生です!
「紹介します!
イギリスから帰ってきた、徳島における栄養士、期待の新生スーパー学生の「フッシー」です!」
「こんにちは、今回恐れ多くながらも南部さんの講演会ついて感想を書きました。スポーツ栄養に興味を持っている方にとって少しでも役に立てばと思います!」
「フッシーの感想はレポートみたいになってて的確に現場の参加者の様子を捉えてくれています。ぼくが書くと、自分の想いを優先しちゃうんで、このようなレポートはみなさんの参考にもなるんじゃないでしょうか?」
スポーツ栄養に興味のあるスポーツ関係者(保護者、監督)はもちろんのこと、学生もしっかり見てくださいね! ぼくの講演の様子が分かります!
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栄養学科の学生が見たスポーツ栄養の現場
聞き手が、食の悩みに対して自分自身と重なる瞬間
導入部分で、どれだけ練習しても結果が出ない原因を考えた際に「食事」にあったことを話されている際に、ご自身がよく食べていたもの、口癖、そのときの体調など具体的な例が挙げられていて、「あれ、私も、、、」と思えるような瞬間が沢山ありました。
おそらく高校生にとっても自分と重なる瞬間は多かったと思いますし、自分ごととして話を聞けるような流れがすごく自然にできていました。(南部さんがしっかり構成を立てられたからだと思いますが…笑)
スポーツ栄養を語るための場(会場の空気感)の作り方
講演の終了時に南部さんがおっしゃられていたように、ファシリテーションの技術が駆使されていて、全体と会話したり、隣同士で話し合ったりしていて、通常よくある聞いてばっかりの講演とは異なっていて聞いていて飽きなかったです。
(ファシリテーションってなんだ!? と思った方はこちらの記事をどうぞ)
具体的な栄養バランス、食べ方の部分ではお母さんたちも頷きながら聞いている光景が見られました。ただメモをとることに結構必死で、耳から入ってくる情報が半分くらいになっているような気もしました。(バランスの部分は資料があってもいいのかもしれません!)
またこの食事の部分は恐らく保護者へのメッセージ性が強かった分、1年生の中には、うとうとしてしまっている子も見られました。
食事だけではない、実践しない限り何の意味も無い
この部分が今回の講演の中で、私にとっては一番大きな気づきと学びでした。
学問の中でしか完結させていなかった分、実際にそれを活かしていない部分は沢山あるように思います。これからどんどん現場の中で生きる知識に変えていきたいです!!
講演開始前に出てきた質問
(定刻より少し早めに恥めったので質問タイム)
Q、自然治癒力を高めるための食事って?
A、まずは、エネルギーが足りているかどうか(けがした状態が改善するために)
Q、夏暑くて食欲が無いときにも、量が少なくても栄養が十分取れるものはない?
A、「そんなのあったら僕もほしい」
→サプリメントに走ってしまうが、サプリメントはあくまでも補助
基本はごはんを食べる → 食欲がなければお茶漬けなどに変えてみる。ごはんがだめならうどん、そうめんなど自分が食べやすい形に
高校 野球部
南部さん
タイトル:実践的な食べ方~結果を残す食事法~
参加者:50名弱
フッシーって何者?
伏谷 侑桂(ふしたに ゆか)
徳島大学医学部医科栄養学科4年
好きなことは体を動かすこと、食べること、生き物の観察。中高バスケットボール部に所属。トビタテ留学JAPAN 日本代表プログラムでイギリスに半年間留学。現地で学んだ、一人一人の最適解を見出していく栄養指導に感銘を受け、日本でも何かできないか試行錯誤している。
今後の彼女の活躍に乞うご期待です!
徳島県のスポーツ栄養は彼女が背負ってくれるかもしれません。なんせ、講演の見学だけでなく、しっかりとレポートにまとめてくれているのはすごく嬉しいです。
第3者的視点で場の会場の雰囲気を残してくれました。保護者への資料、うとうとしていた人への配慮、今後の課題ですね!
もっと興味を持ってもらえるように努力します!
ご参加いただいた高校野球部関係者のみなさま、ありがとうございます。
講演の依頼や食サポートの相談などお気軽にどうぞ。
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