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たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

頭が硬い管理栄養士|嫌われる事例と【たった1つの解決策】

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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こんにちは、食事、ウェイトコントロールに悩んでいる人たちが楽しく行動できるように心がけているの南部です。初めての方は こちらをご覧ください

 

タイトルにある通り、ある事件が起きました。

 

それは今後の管理栄養士の道を崩壊させるかもしれない事件です。

※栄養指導の話のため栄養士と分けて管理栄養士と表記しています。

pro

現場では頭の硬い管理栄養士が嫌われる事件が起きています!

伝わらないだけならまだしも、相手を不快にさせている可能性があることを身近に感じてしまいました。管理栄養士のカウンセリングを受ける機会のある人は熱心に見てください。

本命はこれから管理栄養士を目指す学生に向けたメッセージです。

 

仰々しく危機感を書いていきました。

 

結論を先に言います。

 

数値を見るだけで相手を見ない管理栄養士は毒以外の何者でもない。

具体的に何があったかと言うと、回の事件はぼくが栄養カウンセリングをしていたときに起きました。

 

具体的に何があったかと言うと・・・

対象者の方は前任の管理栄養士の悪口をいい始めました。

カウンセリングが始まるやいなや明らかに不機嫌です。

 

何があったかと恐る恐る聞くと、、、

 

「あんたらはおれが太いってだけで薬を勧めるんでしょう!!」

 

開口一番これです。

 

なんぶ「おっとそれは聞き捨てならねぇな!?あんちゃん詳しく聞かしてくれねえか??」

内心ビビりながらも話を聞いていきました。

 

なんでも血圧の数値が少し高いと言うだけで高血圧と言われて「薬を飲め!」と上から目線で言われたようです。

 

あとは、「痩せろ!」

 

でました。女王様!!

 

血圧が高かった理由も聞かず頭ごなしの数字ベースの話。

対象者さんは健康診断の時にいやと言うほど聞かされていました。

 

なぜ、前任の管理栄養士は相手の嫌がる話をしたがるんでしょう??

相手のためを思って?

これから病気になるのが心配だから?

 

女王様にも譲れない理由があったかもしれません。しかし、結果は相手に嫌われて不快感を与えただけ。クライアントさんは減量のために行動する気は起きませんでした。

 

これは、はっきり言うと毒でしかないと感じました。

「相手のできる・できない」は無視して、自分の知識を押し付けるだけ。

 

専門家として陥りがちな落とし穴

相手の希望や想いを聞かず、数字や法則に当てはめようとする。

 

これは、専門家だけに限らず、教えたがりぃの人に多い傾向だと思います。自分の成功体験、培った知識を人に伝えたいんです。

 

もちろん、それが必要な場面もあります。

ただ、その場面は相手が聞きに来た時

これに限ります。

 

相手が求めていない時に教えてもらうと苦痛になる可能性が大です。

個人の価値観によりますが、多くの人は押し付けられても嫌がってしまいます。

 

本当にアドバイスを求めている人は、押し付けなくてもどんどん聞いてくれます。

 

要はそう言う感じじゃない人へはどうしたらいいかってことですね。

 

専門家必見、教えたがりぃ より 聞きたがりぃ

頭が硬くなっている人ほど、クライアント、お客さんへの対応はこうした方がいいと感じます。

 

その人が何をもとめているのか?

なぜ、そういう考え方なのか?

 

そこを理解していないと、自分の知っている知識の押し売りでしかありません。人の健康に関わるなら、ちゃんと相手のことを理解してあげましょう。

 

特定保健指導と言う時間が限られた状況であればあるほど、相手のことをしっかり聞くことが大事です。

一気に全てを教科書通りの行動には移せないので、どれか1つでもその人にあった提案ができるようにした方が相手のためになります。

 

頭の硬い人が柔らかく考えるまとめ

  1. 教科書の数値にばかり当てはめると嫌がられる。
  2. 専門家は相手の意見や思いを聞かず、教えたがりぃになりがち
  3. 相手に興味を持ち聞きたがりぃになることが本当に相手のためになる

栄養士に限らず、しつこい教えたがりぃは嫌われる。それが教科書どおりのことで、相手の立場や意見を尊重しなければなおさら。

 

本当の相手のためを思うなら、短い時間であったとしても、何を望んでいるのかを聞いてあげる必要がある。

 

ちなみに、ぼくはこのクライアントに対しては聞くに徹しました。初めは怒りながらも、前回嫌な目にあったことをポツポツと話してくれました。

 

その中で、「筋肉が付いてたら多少体重が増えてもしゃーないやろ」と言う言葉が出て来ました。そこからは

 

なんぶ「ベンチプレスとかやるんですか??」

クライアント「そうやな、結構ジムとか行くぞ!」

 

そっからはぼくの得意な筋肉談義へと移りました。

 

血液検査の結果ばかりにとらわれず、今できていることに対して興味をもって話を聞いて行くと出てくるこだわりの数々。

そこからは、筋トレ愛好家特有のタンパク質の話になり、タンパク質を取り過ぎているかもしれないことに気づいてもらいました。

 

一旦、相手の懐に入って「やり過ぎているかも」と、相手が心配している部分に数値的な根拠も示してあげるとすんなりこちらの話を聞いてくれました。

 

頭ごなしに上から目線で教科書の数値を当てはめるのはナンセンスだと感じた限りです。

 

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地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
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