子供が食べるのが遅いと感じるお母さん必見!三角食べが効果バツグン
うちの子は食べるのが遅いんです。どうすればいいでしょうか?
食べるのが遅くて、夕飯を食べ終わるのが1時間もかかるんです。なんだかよくない気がするんですが、大丈夫でしょうか?
学校では給食の時間が限られているんで、全部食べられているのか心配です。
小学生のお子さんをお持ちのお母さんから、こんなご相談をいただきました。
少食ではないんですが、食べる時間が遅いとのこと!
流石に1時間もかけて食べていたんでは、お母さんとしても心配になってきますよね?
と言うよりも、早く洗い物を片付けたくて急かしてしまいそうです!
もちろん、その気持ちも分かります。しかし、急かしすぎると子どもは食べることをネガティブに捉えてしまうことにも繋がるので気をつけてくださいね。
「自分はご飯を食べるのが遅くてダメな子だ」なんて思わせてしまうと大変です!
そんなことにならず、学校でも時間内で食べきれるようになるためのコツをお伝えします。
食べるが遅くなる原因はなに?
そもそも、食べるが遅くなってしまう原因はどんなものがあるんでしょうか?
一般的には、以下のことが言われていますね。
①集中力が持たず、遊んでしまう。
気になるおもちゃが近くにあったり、TVやゲームが気になってしまうと食べるどころではありません。もし食べたとしても、喰い散らかした食べ方になってしまう可能性があります。
②噛む力が弱い
最近の子どもはアゴの力が弱くなっています。柔らかくなってきたことが大きく影響しています。昔の食品に比べて、「とろ〜り」「ふわっと」などの魅力的なお菓子や料理を普段から与えてはいませんか?
はたまた、自分も率先してそういったものを食べたりしていませんか?
③一点集中喰いになってしまい、味の薄いものが残る
これも良くいます。
特に味の濃いものを先に食べてしまって、ごはんが残ってしまうケース。そうなるとごはんは味が薄いのでそれだけを食べるのは少しつらいものがあります。
子どもが食べる時は何が残っているのかを見てあげましょう。
【食べるのが遅い】と言うことだけにとらわれず、周りの環境を見渡して見ましょう。そうすると解決の糸口が見えてきます。
そして、それらを解決するために絶対に習得してほしい食べ方があります。
食べる力をつけるために三角食べを習得しよう。
三角食べと言う食べ方をご存知ですか?
これは、味の淡白なごはんを食べるために日本人が編み出した伝統的な食べ方です。
どんな食べ方かと言うと、ごはんを口入れた状態で、おかずを一口食べる食べ方です。これにより口の中で味の薄いごはんと味の濃いおかずが混ざって、美味しく食べることができます。
一度に食べているので食べる効率も上がります。と言うか、ごはんを食べる時はこの食べ方が一番美味しいでしょう。個人的にはそう思います。
もしも、この三角食べをお子さんが知らなかったら、今すぐ教えてあげましょう。以外に知らない子供は多いです。これを実践できるようになるとより、食事を美味しく楽しめるようにもなります。
食べるスピードも上がって、美味しく食べられるならやらない手はないですね?
注意点としてはお汁と一緒にごはんを食べると流し込んでしまうことがあるので、特に注意して噛むことを意識してください。
まとめ
子どものご飯を食べるスピードが遅い時の対策をお伝えしました。まずは、子ども状態を良く見てください。食べるのが遅いのにもなんらかの原因があります。
今回は3つの原因を書きましたが、それ以外にも良く見てあげると原因が見えてくるはずです。いずれにせよ、食べ方として「三角食べ」ができるようになると食べることのスピードは上がります。
噛んでなくて速いんじゃなくて、しっかり噛んでスピードが上がる方法です。逆に言うと、一点集中ぐいで食べるのが早すぎる子に対しても有効です。適正なスピードになるのに効果的な食べ方なのでぜひ、実践されて見てください。
面倒かもしれませんが、お手本になるために、子どもと一緒に「ごはんを口に入れてからおかずを一口」これをしっかりと伝えながら一緒に食事を楽しんでください。
子どもが三角食べに慣れてなかったら、「一点集中喰いより美味しいでしょ?やっぱりこれが一番だよ!」などの声掛けもしてあげると、子どもはそうなんだ〜!と感じてくれるはずです。
学年が上がると、反抗するかもしれませんが(笑)
その場合は、根気強く三角食べを教えてあげましょう。
さあ、今こそダラダラ喰いを卒業して一生物の食べる技術としてぜひとも習得させてあげてください。実は、しっかり食べるアスリートはこの食べ方を習得しています。
スポーツをする子どもにはぜひともこのことを伝えてあげてくださいね。