ご飯と味噌汁中心の食生活を送るためのコツ【スポーツ栄養士監修】
スポーツ栄養に特化したしつもん箱「食べカツ」の質問Vol14です。メルマガ読者さまからの質問を掲載しています。さて、前回に引き続き食事と真剣に向き合う高校球児からの質問を掲載します。
ごはんとみそ汁を中心に食事していくにはどうすればいいの?
南部さんの話を聞いてごはんとみそ汁を中心に食事をしています。でも、ごはんとみそ汁中心の食事ができているかどうか自信がないです。なにかポイントはありますか?
高校球児
質問有り難うございます! ぼくの話を聞いてくれて実践してくれているのならお話しした甲斐がありました!実践報告ほんまに有難うございます。
質問の質としても、実践した上での質問がより具体的になるんで、回答も明確になります!
ちなみにぼくが日頃からお伝えしているのはごはんと具沢山のみそ汁を軸にごはん6:おかず4の割合です。
それでは早速回答してきますね!
スポーツ栄養のしつもん箱 食べカツとしての回答
基本的にごはんを食べるようにしているかどうかは食事記録でわかります。(メルマガの登録特典でつけてますので、是非ともご活用ください。)
この記録にみそ汁を飲んだかどうかも書いてみるといいかもしれません。そうするとこれら中心に置いて食事ができているのかがわかると思います。
記録してみると案外自分は食べていなかったことに気づく人が多いです。(その人の限って「体を大きくしたい」が多い…)
みそ汁を飲む頻度について
みそ汁を飲む頻度に対して明確な基準はないですが、最低でも1日に一回は飲んでもらいたいです。その場合、朝にみそ汁を飲むことが一番続けやすいと思います。(食事の形態として朝はある程度固定されたメニューになりやすいため)
また、前日の夜に仕掛けておく、もしくは多く作って翌朝に温めるだけにすると食事づくりの効率は上がります。
もっと言えば魔法瓶などを活用して、昼のお弁当と一緒に持っていくのもいいですね。学食なんかでみそ汁がある場合は迷わずプラスしましょう。(なければ要望してみてもいいかも!)
とは言えど「あ~、今日みそ汁飲んでないな~」と思ったら部活帰りのコンビニを活用してもOKです。(高いけど)
ごはんとみそ汁を中心においた食事のまとめ
実践したからこそ出てくる質問は本当に答えがいがあります。世の中の8割の方は実践する前に質問したがりますからね。「自分の体のためになんで下手なことはできない。」と慎重になることも分かります。
だからこそ、もしダメだったりとか、疑問に思ったことが質問できる環境が必要なんですよね!
今回の記事では、ごはんよりもみそ汁にフォーカスした内容です。ごはんは炊くだけで簡単なんで、あとは量を調整するだけ。みそ汁の方が若干ハードルが高いので、みそ汁を食事に取り入れるコツをお伝えしました。
ぼくが学生時代には「伝説の鮭弁当」(日の丸の代わりに鮭がおいてあるだけ)しか食べてなかったですが、みそ汁のことを知っていたら「学生時代の結果も変わったんじゃないかな」と感じています。
だからこそ、多くのスポーツを頑張る人たちには食事のことへも気をかけてほしいです!最後までお読みいただき、有り難うございました。
PS.栄養学の共通点
ある管理栄養士の勉強会では「ファスティング」、「ごはんとお米中心」、「臨床(病院の現場)」の管理栄養士がお互いの主張を討論しました。
その結果、共通する部分は「和食」だったようです。
今までの食べカツしつもん箱はこちらです。
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