記事更新の情報はライン@から

たのしいスポーツ栄養士によるスポーツ食育

【食トレの真実】8割の人が知らない!栄養素以上に大事なポイント

WRITER
 
meal
この記事を書いている人 - WRITER -
地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
詳しいプロフィールはこちら

もくじを開く

あなたが取り組む食トレは? 食事量?栄養素?タイミング?

食トレと言う言葉もスポーツする人たちの間では共通認識されるようになってきましたね。部活動、もしくはスポーツに力を入れるあなたもきっと聞き馴染みのある言葉でしょう。

 

さて、一概に食トレと言ってもあなたは何に取り組むことが良いと思いますか?

 

ぼくはスポーツ栄養士としてスポーツ指導者や顧問の先生とお話する機会が多いです。その中で、大多数は食べる量のことにフォーカスしています。

 

あとは、栄養素(タンパク質、ビタミンなど)や試合前の食べるタイミングなどが話題に上がります。

 

もちろん、これは全て食トレに当てはまることです。これらを正確にやっていくだけでも飛躍的なパフォーマンスアップが期待できるでしょう。

 

しかし、これだけしか知らないで満足してしまうと大損しているって知っていましたか?

 

ここからは食トレで満足のいく結果を出す2割の人が知っている業界の裏話をこっそりお伝えします。

 

食トレで8割の人が知らない本当のポイントは胃腸機能

結論から言うと、食トレで本当に気をつける部分は胃腸の機能向上です。

 

ここに目を向けずに栄養価の高い食事だけでどうにかしようとすると、最悪の場合は消化不良を起こし結果に繋がりません。せっかく頑張っているのに結果が出ないなんて、何のための食トレでしょうか?

 

このようなことにならないために、胃腸の機能向上が大切な理由を説明していきます。

 

まずは、イメージして見てください。

 

100点満点の栄養素を含んだ食べ物があるとします。

それを食べます。

 

それだけでパフォーマンスは上がるでしょうか?

 

いいえ!!

 

消化・吸収されてパフォーマンスアップに繋がるんです。

 

そして、消化吸収の要は胃腸です。

 

消化吸収されて初めて、自分の力になる

このことを覚えておいてください。これがないままに栄養価の高いものばかり食べていても、全てを吸収しきれず栄養素がとりきれない。

せっかく食べたモノの恩恵を100%受け取れないと勿体無いですね。

 

栄養価の無駄遣いと年収は似ている?
1000万円の年収になったのに税金が33%かかり(2018年現在)、100%の額面を受け取れません。しかし、知識をつけて節税する方法を知って入れば、より多くの給料を受け取ることができます。表面上のものだけに目を向けるのではなく、「他の人が見ない分も知る必要ある」と言うことで似ていることなんです。

 

胃腸を鍛える食べ物の特徴

消化吸収することがパフォーマンスアップに繋がることをご理解いただけたと思います。だからこそ、栄養価が高いモノや量以上に胃腸を鍛える考え方を持つべきことが必要なんです。

 

胃腸を鍛える考えを持っていると、それに合わせて食べるものを選び、量もコントロールできますね。

 

最後にプレゼントとして、胃腸を鍛える食べ物のポイントもお伝えします。

 

①食材本来の形を保っているもの

加工されておらず、消化吸収を自分の胃腸をしっかり動かしてくれるものがベストです。食材本来の形の残ったものがベストです。(例 ステーキは肉そのものの形。ハンバーグは本来の形ではない。)

 

②食物繊維を多く含むもの

食物繊維は胃腸をしっかりと動かしてくれます。野菜に多いイメージがありますが、それ以上に穀物(米や芋など)にも入っていることを覚えておいてください。

 

食材本来の形を残して、食物繊維も含むもの。

 

これに当てはまり、量を確保できる食べものと言えば「お米」なんです。だから、食トレをする時に食べ物を選ぶ基準として、軸に置くの「お米」となります。

 

そこにお米の手助けとして、具沢山の味噌汁がおすすめです。まずはこの2つを整えることが食トレには大事なポイントになります。

 

食物繊維とは?
人間の消化管では消化吸収されない栄養成分。解けないために体の外に出さないため、胃腸を活発に動かす作用がある。また、便の量を増やしたり、血液を綺麗な状態に保つ作用もある。また、糖質と食物繊維を合わせて炭水化物と言います。

 

食トレの真実 まとめ

8割の人が知らない食トレの真実を聞いて、いかがだったでしょうか?食事のことや栄養素だけを見ていた場合は、かなり衝撃的だったと思います。

 

これは単純ではありますが、理屈としても考えてみればすぐにわかることです。ぜひ、この考えの元食トレを行なってください。そうすると、今まで以上の効果がでてくれるでしょう。

 

それは知っているか、知らないかの違いだけです。

 

あなたのスポーツライフがより良いものになることを祈っています。


↓追記 2019年2月5日

胃腸機能を高めるためには米を食べる食トレがおお勧め

上記した通り、お米が胃腸を鍛えてくれる食材です。

一般的には栄養素で見ると炭水化物だけ入っているようなイメージですが、タンパク質、食物繊維んもしっかりと入っています。

さらに粒状で食材本来の形も保っているため、消化するためにしっかりと口の中では歯や顎の筋肉を使う「よく噛む」トレーニングにもなります。

そして、胃の中でも胃酸などの消化液を出すことやぜんどう運動(胃腸の動き)を促してくれます。

従来のトレーニングで言えば、お米がダンベルのような役割を果たしてくれるんです。

玄米の多用は注意

ただし、玄米はかなりの胃腸の消化吸収力がないとむやみに使ってはいけません。ダンベルでいうと、初心者がいきなり100kgの重りをあげるようなイメージです。

もちろん、玄米には精白米(白飯)と比べてビタミン、ミネラルが多く入っていて、一見都合の良い食材のようにも感じます。

しかし、栄養価が高い反面、消化吸収が難しい食材でもあるんです。

仮に玄米を食べるのであれば一口100回噛むくらいしないといけません。そうでなければ効果が半減すると思ってくれても良いです。

だから、玄米を食べる場合は、しっかりと時間に余裕を持つことが大事です。それか5分付きや7分付きを選んだり、白飯に玄米を混ぜると言う食べ方がお勧めです。

いずれにせよ胃腸を鍛えるためにはどれくらいが良いのかを判断しながら使ってみてください。判断は便の状態や食後の感覚などである程度は判断できます。(未消化のまま便となっていたり、食後に胃もたれが起きるであれば吸収できていません)

お米の力をしっかり理解した上で食トレに励んでくださいね!

この記事を書いている人 - WRITER -
地方の徳島から栄養士の新しい働き方を作るために講演やチームサポート、個別サポートを行なっています。サポートチームは全国大会でベスト8。メディアへの露出(新聞掲載10回以上)、講演(述べ1,000人以上の”スポーツを頑張るけど食事量が足りなく、結果が結びついていなかった選手”に食の大切さを伝え、練習効率を高めた)が得意です。【夢はスポーツ栄養士として四国を制覇!】
詳しいプロフィールはこちら
スポンサーリンク
スポンサーリンク

Copyright© スポーツ栄養士南部真也公式サイト , 2024 All Rights Reserved.