スポーツ栄養士を目指す学生は現場を見よう!(生の仕事現場)
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地方のスポーツ栄養士って実際にどんなことしてるの?
こんにちは、楽しいスポーツ栄養士の南部です。
見出しにあるように地方で活動するスポーツ栄養士(かなり数は少ない)が「どんなことをしているのか?」に対する疑問も解消していきます。
ぼく自身もおかげさまで徳島県で4チームの食サポートの関わっています。
まだまだ日本のスポーツ栄養文化は薄いので、取り入れたいけどどうすれば良いのか分からない方も多くいると思います。
少しでも参考になればと思い。現場見学に来てくれている大学生にぼくの活動内容をレポートとしてまとめてもらいました。
以前にも講演の見学記事を残してくれたフッシーです!
徳島でスポーツ栄養士として高校生チームをサポートしている南部さんにスポーツ栄養士の仕事場を見学させてもらいました!
スポーツ栄養士はこんなことしてる
今回の見学では、女子バレー部で面談と講義をされていました。
グループ面談の様子
今回の面談は学年ごとに行われていました。インボディ(体組成)の結果を伝えたり、最近の身体の調子を聞いたり、和気あいあいとした空間が広がっていました。
中でも今回のチームにはお菓子禁止のルールが存在するみたいで、そのことについて話す姿が印象的でした。
まだ完全に身体がつくられていない状況で、単にエネルギーや脂質が多いお菓子の摂取を控えることは、長い目で見れば身体にとってはありがたい話です。
ただ、やはりそういった健康面に気を使い始めるのは、ある程度大人になってからなのでしょう。面談を通して、食べたい気持ちと日々葛藤している様子が伝わってきました。
私自身も大学生になってから健康を意識し始めました。そういった長い眼で見る健康に関して気を使い始めたのは、ほんとここ最近になってからです。
「これはどうして食べていいお菓子なのか?」
「なぜだめなのか?」
「これなら食べても大丈夫なのか?」
こんな質問が来たとしても彼女たちの真っ直ぐな疑問に対して彼女たちの抱いている気持ちを汲み取りながら真っ直ぐ返せる栄養士になるために頑張ります!
全体講義の様子
「できるだけ○○はしないように」
こんなフレーズが多く使われていたように感じました。後から南部さんにお聞きすると、試合の日が近いことが分かりました。
確かに試合が近い場合、練習内容も追い込むようなメニューではなく、どちらかというと動きなどを調整するメニューが多くなります。これは、ケガをしないようにするためや、疲労を身体に貯めないようにするためです。
これと同様、食事においても試合までの期間に体調を崩さないよう自分の身体の声を聞きながらコンディションを整えていくことがベストなのでしょう!
「試合当日にパフォーマンスを最大化するためのグリコーゲンの貯蔵」
今回の講義のメインでもあったのは試合前の炭水化物摂取の話。試合前には糖質をできるだけ多く取れるようにしていきたいですね。
~試合前の食事まとめ~
試合前の考え方についてのまとめは下記の通りです!
- 糖質を多めに摂る(試合までにグリコーゲンをどれくらい貯められるか)
- 炭水化物:多め、脂質:少なめ、たんぱく質:そのまま
- 食物繊維は避ける(試合前は緊張で胃腸が弱っている可能性あり)
スポーツ栄養士の現場まとめ
見事にまとめられていますね。面談の様子や講義の様子。ぼくは前に立って話す視点で物事を見ています。そのため周りの雰囲気などに対して、見えていない場面もあります。
大学生とは言えど、その場の雰囲気や話を聞いている人の様子が伝わったでしょうか? ぼくは面談では和気あいあいとしているようです! 厳しい栄養士指導を求める人にとっては不向きかもしれません(笑)
フッシーのようにスポーツ栄養の現場を見にきたい人がいれば言ってくださいね。(栄養士だけじゃなく、スポーツトレーナーでもOKです!)原則学生ですが、熱い想いがあればご相談ください!
下記フォームよりお気軽のお問い合わせください。
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