魔法の食品を求める現代人にお伝えする「たった一つの栄養話」
徳島県でスポーツ栄養といえば”山上さん”のお話を聴いて感じた事、第二弾です。
前回の話→
徳島のスポーツ栄養20年の歴史が明かされる!大塚製薬を強くした秘密。
お話しする前に1つ確認しておきたいことがあります。
みなさんにとって魔法の食材とはどういうものでしょうか?
サプリメント?
ステーキ?
カロリーメイト?
お米?
味噌汁?
科学の進んだ現代、時間に追われる現代
そろそろ「魔法の食品がでてきてもいいんじゃないか」と思います。
しかし、これだけ食べていればいいという食品は今のところありません。
人間は雑食によって生き伸びることができました。
コアラのようにユーカリの葉を食べるだけでは生きていけません。
草食動物は多くの微生物を体に飼っています。
だからこそ草の栄養を完全に吸収できます。
町内の微生物が分解の時に窒素ガスを出し、それがたんぱく質の材料になります。
人間は少ない微生物しか飼っていません。
そのため完全には消化できず、便になります。
さて、本題に入ります。
魔法の食品をもとめる人、栄養をお伝えしている人に向けて書いています。
食事が大切だと頭ではわかっている。
でも人にうまく使えることができていない。
何か良い伝え方はないんだろうか?
一生懸命栄養の話をしても自分だけが盛り上がり、やがて相手は引いてしまう。
食事を伝えている立場の人ということで「栄養ってなんなの?」と
子供に聞かれたときに困ってしまう。
教科書で習ったような言葉を使っていた自分。
本当に相手のこと思った受け答えができていたんでしょうか?
教科書通りのことを言っただけで専門家と言っていいんでしょうか?
食事を伝える。栄養を伝える。
教科書通りのこと言ったところで、聞き手の人は動いてくれますか?
教科書通りのことを言ったところで、あなたは動きますか?
これは専門職の方、お母さん、お父さん
食事を伝えていく全ての人に言えることです。
感情を動かす栄養の話
「栄養は命」
当たり前のことです。
動物は食べ物から命をもらわないと生きていくことができません。
小学生でも知っているようなことです。
栄養に対しての考えで一番基本になるところです。
山神さんの事例を紹介します。
ある小学校に栄養は命だよという話をしたところ
小学生は後日、個人的にありがとうの手紙をもらったそうです。
子どもの心はとても素直です。
小学生でもわかるように栄養のことを伝えてあげると
ヒトは動きます。
さらに山上さんは言いました。
食事を食べるという事は夢を食べるという事
これも当たり前のことです。
食事を食べるという事は未来の体を作るということ。
夢というのは未来にある。
食事を食べるということは夢を食べるという事。
適切なものを食べていないと命が、夢が削られてしまいます。
人に思いを伝えると時はとにかくシンプルに。
専門的にた言えば言うほどよく分からなくなってしまいます。
この考え方をもとに栄養、食事を伝えることで心を動かすことができるんじゃないでしょうか?
一度自分に「栄養」ってんなんだろうか?
と問いかけることで感動を起こせる声掛けができるかもしれません。
栄養・食事を伝える人たちに向けて自分のしている事が人々の夢・未来をサポートしていることに気づいてもらうために書かせていただきました。
ありがとうございます。
次回、山上さんの話は最後になります。
栄養士としてのあり方。こうご期待ください^^
”ともにQOLの向上”
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